・衝撃の結末
で、メインのてりやきチキンバーガー。私はモスへ行くと80%の確率でコレを注文するので、もし味の違いがあれば気づくハズである。
ってか……
レタスが超コンモリしてる。
なんというレタスのボリューム感、そしてチキンの小ぶりなことよ……!
味はたぶん日本と同じ。しかしながら、あまり推測で書くのはライターとして褒められたことではないけれど、それにしても確信が持てすぎてしまったので、あくまでも個人の見解として言わせていただくなれば……これ、高確率で “作り置き” だと思う。なぜならバーガーが全体的にヒンヤリしていたから。あと注文から提供までの時間が3分と、モスらしからぬ超速だったから。
とはいえ、私は別に作り置きが悪いと言っているのではない。なぜならモスは時間がたってもおいしいから。チキンに関しては南蛮漬けかってくらい味が染みている。これはこれでイイ。
なお、この取材を行ったのは今年6月19日のこと。
ちょっと衝撃の展開すぎて思考が追いつかないのだが、その約10日後、モスバーガーは中国全土から撤退したらしい。マ、マ、マジか!!!!!?
撤退前の在庫処分的な時期だったと考えれば、売り切れ多すぎ問題も納得がいくというものである。図らずも晩年の中国モスを目視するという、貴重な体験ができた今回の中国旅……いつの日か再びモスが中国進出することを願ってやまない。
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.