【AEW】坂崎がAEW世界女子王者マライアに挑戦も惜敗

 『AEWダイナマイト:グランドスラム』が現地時間25日、ニューヨーク州クイーンズで行われ、坂崎ユカがAEW世界女子王者マライア・メイに挑戦したものの惜しくも敗れ去った。

 元東京女子の坂崎は11日前のコリジョンで元WWEのセリーナ・ディーブを破って9連勝。王者・マライアに挑戦を表明し、この日のタイトルマッチを迎えた。

 坂崎は積極姿勢。入場時のマライアにスワンダイブ式プランチャを放って機先を制し、エプロンを利しての619をさく裂させる。張り手合戦で激しく渡り合い、ローリングエルボーで競り勝った。場外戦でドロップキックを食らい、リングに戻っても旋回式サイドバスターで叩きつけられたが、ぶら下がり式首4の字固めで応戦。ダイアル固めなど丸め込みを連発した。

 マライアがジャーマンで逆襲しても坂崎はトラースキック、ノーザンライトボムで押し返したが、勝負をかけた魔法少女スプラッシュ(トップロープからのダイビングボディプレス)を両ヒザで迎撃されて急ブレーキ。ランニングニー、ストームゼロ(高速パイルドライバー)の連続攻撃を浴びて3カウントを聞いた。

 坂崎が惜敗に終わり、AEW世界女子王座獲りならず。試合後、防衛を果たしたマライアの前にウィロー・ナイチンゲールが現れた。するとスターダム時代からマライアの盟友である白川未奈が入場ゲート前に登場。これに気を取られたナイチンゲールが背を向けると、マライアはベルトで殴打。白川を抱き上げて喜びを爆発させると、そこへ坂崎がやってきて、白川としばし向き合った。