MotoGP、”今度こそ”史上最多22戦の2025年カレンダーを発表。日本GPは9月28日決勝に

 MotoGPの2025年カレンダーが正式に発表され、過去最多となる22戦が開催されることが明らかになった。

 もともと今シーズンも22戦が開催される予定だったが、アルゼンチンGPとインドGP、カザフスタンGPが中止に。カザフスタンGPの代替戦としてミサノでエミリア・ロマーニャGPが行なわれたことで、全20戦となっている。

 2025年のカレンダーについては、今週末のインドネシアGPを前に、インドGPのカレンダー復帰が2026年まで遅れるという発表がなされ、その後フルカレンダーが発表された。

 2025年シーズンには、2020年以来初めてスケジュールに組み込まれるブルノでのチェコGPと、新たに建設されたバラトン・パーク・サーキットで開催されるハンガリーGPが加わっている。これらのイベントは、サマーブレイクの前後に予定されている。

 また、今シーズンは10月に予定されているタイGPが、来シーズンの開幕戦に配置されている。タイGPの後はアメリカ大陸に舞台を移してアルゼンチンGP、アメリカズGPと開催される。

 イギリスGPの開催時期は5月末に前倒しされ、カタルニアGPは逆に開催時期が遅くなり、9月初旬となっている。

 またMotoGPは、ポルトガル・ポルティマオのアルガルヴェ・サーキットで2年間のポルトガルGP開催契約を締結している。

 2025年ポルトガルGPの開催はシーズン最終盤。最終戦としてお馴染みのバレンシアGPと連戦でシーズンを締めくくる形となっている。

 日本GPは第17戦として、モビリティリゾートもてぎで9月28日に決勝レースが行なわれる日程となっている。

■MotoGP 2025年開催カレンダー

No. 決勝日程 グランプリ/サーキット

1 3月2日 タイ/チャーン・インターナショナル・サーキット

2 3月16日 アルゼンチン/アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド

3 3月30日 アメリカズ/サーキット・オブ・ジ・アメリカズ

4 4月13日 カタール/ルサイル・インターナショナル・サーキット

5 4月27日 スペイン/ヘレス・サーキット

6 5月11日 フランス/ブガッティ・サーキット

7 5月25日 イギリス/シルバーストン・サーキット

8 6月8日 アラゴン/モーターランド・アラゴン

9 6月22日 イタリア/ムジェロ・サーキット

10 6月29日 オランダ/TTサーキット・アッセン

11 7月13日 ドイツ/ザクセンリンク

12 7月20日 チェコ*/ブルノ・サーキット

13 8月17日 オーストリア/レッドブルリンク

14 8月24日 ハンガリー**/バラトン・パーク・サーキット

15 9月7日 カタルニア/カタルニア・サーキット

16 9月14日 サンマリノ/ミサノ・サーキット

17 9月28日 日本/モビリティリゾートもてぎ

18 10月5日 インドネシア/マンダリカ・サーキット

19 10月19日 オーストラリア/フィリップ・アイランド・サーキット

20 10月26日 マレーシア/セパン・インターナショナル・サーキット

21 11月9日 ポルトガル*/アルガルヴェ・サーキット

22 11月16日 バレンシア/リカルド・トルモ・サーキット

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