’24-25プロショップが推す「ウエア」は？

Haglöfs ｜Latnja GTX Insulated Jacket Men & Pant Men

最近は各アウトドアブランドがインサレーションウェアの開発に力を注いでいるようです。緯度も標高もそんなに高くなく、湿気がそれなりにある日本の環境において、バックカントリーでの行動となると、やはりシェルウェアを選んでインナーとのレイヤリングが主流だとは思いますが、インサレーションウェアもだいぶ進化しています。

こちらのHaglöfsのニューモデルは、表地に強度の高い75Dのgore-tex 2L ePEを、 中綿にはリサイクルポリをシート状に加工した素材mimic silverを採用。そのmimic silverの封入量を3段階に分けたボディマッピング構造により、軽量かつオーバーヒートのない最適な保温性を実現。さらに各素材と上下ともにある大きなベンチレーションにより蒸れにも対応。

ただでさえ軽いのに、スキーやスノーボードの動きを考えられたカッティングにより、さらに軽い着心地と動き易さを実現。ハーフ丈のややゆったりめのデザインと落ち着いたカラーリングで、環境配慮もしっかり考えられた製造工程のこのウエアは、オン・オフ問わず普段使いにも重宝しそうです。

Haglöfs ｜Vassi GTX Jacket Men ＆ Vassi GTX Pant Men

◆公式HP／https://haglofs.jp/

Haglöfsスノーウェアのメインモデル。
75Dの強度の高いGore-Tex 3レイヤー素材を使いながら、滑走時の大きな動きに完璧に対応したカッティングにより、まったくストレスのない着心地を実現。ジャケット両サイドとパンツ両腿にマチ付きの大きなポケット、胸にも両サイド&内側メッシュポケット、左腕のパス用ポケットと計8つの収納はどれも使いやすく、また、両開きジップの大きなベンチレーションもバックパックに干渉せず楽に開け閉めが可能。

他にもフロントジップを少し開けると出てくる口元のレーザーカットされた通気孔や、強度のあるエッジガードなど、過酷な環境で行動する滑り手にとって信頼度、満足感の高い作りとなっています。

心配なのは見た目のサイズ感だと思いますが、北欧ブランドの中では比較的日本人にも合うほうではないかと思います。もちろん、もたついて動きの妨げになるようなことはありません。現行で販売されているすべてのウェアの中でも、一番完成度が高いウェアなのではないでしょうか。

こちらはHaglöfsのSNOWカテゴリのVassi GTX Proシリーズから派生した新しいシリーズです。 ゲレンデからバックカントリーまで幅広いスノーアクティビティに対応し、表地は75Dの強度が高い素材を使用。３層構造の GORE TEX を採用。動きやすい立体裁断などはそのままに、より幅広い方に使っていただけます。

とても使い易いのがこれらの機能的なディテールです。
・2つのナポレオン胸ポケット( ゴーグル拭きが付属) ・2つのジッパー付きハンドポケット ・大型インナーメッシュポケット(ゴーグルやグローブ収納可能) ・斜めに配置された2 ウェイジッパーベンチレーション(ザックに干渉しないので開けやすい) ・ジッパーの持ち手も長めなのでグローブをしていても開け閉めがしやすい。 ・ヘルメット対応の2 ウェイ調整可能なつば付きフード（天候悪い日や寒い日には必須です）