鈴鹿8時間耐久ロードレースの2025年大会の開催日程が、8月1~3日になることが発表された。
日本における最大級のバイクレースイベントである鈴鹿8耐。2024年大会は7月下旬に行なわれ、MotoGPライダーのヨハン・ザルコを擁するホンダファクトリーチーム(HRC)が勝利したことが記憶に新しい。
そして、来シーズンの鈴鹿8耐の開催日程は8月1~3日で予定されていることが、EWC(世界耐久選手権)の開催カレンダーと共に明らかとなった。
2025年のスケジュールについて鈴鹿サーキット側は、近年の気候状況を踏まえて開催時期の変更も含んで検討していたと明らかにしている。
「近年の気候状況を踏まえ、開催時期の変更も含み検討を進めてまいりましたが、2025年大会については関係各所との調整スケジュールも鑑み、8月3日決勝の日程で開催することといたします。開催にあたっては、参戦チームの暑さ緩和策を実施するとともに、観戦環境においても暑さ対策を拡充してまいります」
2026年以降に向けては、改めて開催時期の検討を関係各所と共に進めていくという。
なお2025年のスケジュールに変更がなければ、鈴鹿8耐の週末にMotoGPの開催が被ることはない。そのため2024年同様にMotoGPライダーが参戦する可能性も考えられる。
鈴鹿8耐に対しては、MotoGPで覇権を築いているドゥカティがファクトリー体制での参戦の意向を持っていることが既に幹部から明らかにされている。そのため、8耐への参戦意欲を持っているとも言われるフランチェスコ・バニャイヤやファビオ・ディ・ジャンアントニオといったライダーが2025年に参戦するかもしれないが……どうなるだろうか?