【芸術の秋🎨】スープストックトーキョーに「ゴッホの玉葱のスープ」と「フェルメールの “牛乳を注ぐ女” のスープ」登場

巷のファストフード店に月見バーガーが並ぶころ、スープストックトーキョーには “アートスープ” が登場します。

アートスープとは、文字どおり、アート作品をモチーフにしたスープのこと。今やスープストックトーキョーにおける秋の風物詩のような存在となっているのです。

今年2024年の秋には「ゴッホの玉葱のスープ」と「フェルメールの “牛乳を注ぐ女” のスープ」が発売されますよ。いったいどんなメニューなのか、深掘りしていきましょっ!

【「ゴッホの玉葱のスープ」とは】

芸術の秋と食欲の秋をいっぺんに満たしてくれる、2種類のアートスープ。1枚の絵に徹底的に向き合い、作品に込められたストーリーやアーティストの人生、文化的背景などを読み取って、スープへと落とし込んでいます。

「玉葱の絵を描いたゴッホはどんなスープを食べていたのだろう?」 ……そんな思いから生まれたのが「ゴッホの玉葱のスープ」です。

ゴッホというと、ひまわりのイメージが強いですが、実は玉葱を多く描いてきた作家でもあるのだそう!

そうした背景や当時の食文化をベースに、じっくり炒めたソテーオニオン×手でちぎったパン×とろけたチーズでオニオングラタン風のスープを作り上げました。目を閉じてスープをすすれば、ゴッホの愛した南仏の慎ましい農村の姿が浮かび上がってくる……かも?

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【「フェルメールの “牛乳を注ぐ女” のスープ」とは】

「フェルメールが美を見出した350年前の日常はどんな日々だろう?」 ……そんな思いから生まれたのが「フェルメールの “牛乳を注ぐ女” のスープ」です。

フェルメールが描いた17世紀オランダの食習慣をイメージし、専門家による時代考証(!)のもと、「酪農王国オランダに牛乳とチーズはかかせない」「パンは固めのはず」「だしは恐らく野菜から」といった想像を巡らせたそう。

その結果、目立つ食材を入れない、作品にある余白のようなスープが完成! ゴーダチーズが溶け込んだ濃厚なミルクスープに、胡桃とレーズンのパンを合わせて、マスタードソースで爽やかな酸味を加えています。