『ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK .ex』横浜ラジアントホール(2024年9月28日)
○潮崎豪&齋藤彰俊&モハメド ヨネ&小峠篤司vs秋山準&納谷幸男&松永智充&晴斗希×
背骨の一部を骨折して欠場中だった潮崎が、TEAM NOAH主体興行『LIMIT BREAK』で約2ヶ月ぶりに復帰。復帰戦からいきなり60分3本勝負の激闘に身を投じたが、1本目で道頓堀プロレスの新鋭・晴斗希に金星を献上して世界ヘビー級王座を懸けての迎撃が決定的となった。一方で大原はじめがTEAM NOAH電撃加入を果たした。
連覇がかかっていた『N-1 VICTORY』直前で無念の負傷欠場。「こんなに悔しい欠場期間はなかった」とフラストレーションを溜め込んでいた潮崎が、2ヶ月ぶりにリングに戻ってきた。
「おかえり!」の歓声に迎えられた潮崎は、8人タッグマッチながら60分3本勝負で復帰戦。「全部俺が勝つ」つもりで臨んだものの、メイン抜擢で燃える道頓堀プロレスの新鋭・晴斗希から、負傷箇所である背骨の上部に集中砲火を浴びる厳しい展開。そのまま一本目で大金星を献上して窮地に陥ったが、意地の潮崎もすぐさま豪腕ラリアットで晴斗希から3カウントを奪い返して1-1のイーブンに持ち込んだ。
3本目でも小峠が徹底的に捕まってTEAM NOAHが劣勢となったものの、粘りきって秋山を振り切ると、11月引退を控える齋藤が奮起。相手方のDDT・松永をこん身のラリアットで止めや、ヨネとのサンドイッチ式ラリアット&合体パワーボムと畳み掛け、最後はスイクルデスで3本勝負決勝打となる3カウントをもぎ取った。
一方で試合が終わっても晴斗希は潮崎に突っかけ、そのまま激しい場外乱闘を展開。怒髪天を衝く勢いでマイクを握った潮崎は、世界ヘビー級ベルトを手にして「おい、晴斗希! やってやるよ!」と自ら指名し、晴斗希も「潮崎! そのベルトがめちゃめちゃ輝いてみせるよ! そのベルトに挑戦させろ!」と応じて両雄による王座戦が決定的となった。
さらに試合後にはこの日LIMIT BREAK初参戦を果たした大原も登場。マイクで「TEAM NOAHのみんな、俺もTEAM NOAHのみんなと一緒に闘いたい。NOAHを広めるため、NOAHをさらなる高みに持っていくため、俺も一緒に闘いたい」とTEAM NOAH入りを直談判すると、リーダーの潮崎も地声で「やりましょう!」と承諾。欠場中のHi69と合わせて、TEAM NOAHのメンバーはこれで6人に拡大した。
最後は決勝打を放った齋藤が「俺のLIMIT BREAKの闘い、あと1試合となったけど、今も、そしてこれからもTEAM NOAHは最高だ! 俺が保証する! みんなの魂に突き刺さるような闘いをお捧げするから、これからもTEAM NOAH、よろしくお願いします!!!」と熱のこもったマイクで締め。新展開続出となった『LIMIT BREAK』次回大会は10月20日に東京・品川プリンスホテル Club eXで行われる。
【試合後の潮崎&齋藤&ヨネ&小峠、大原】
※大原を加えた5人でコメントスペースに現れて、それぞれ握手を交わすと
▼ヨネ「いや、本当にね、気持ちを見せてくれて。大原も来てくれて、メチャクチャ嬉しいです」
▼小峠「そうですね。一緒に僕はタッグ選手権決まってるんで。大原とRATEL’Sからベルトを獲って、一泡吹かせてやろうぜ」
▼潮崎「必ずベルトを獲って。俺も次回かな、LIMIT BREAKで晴斗希選手。今日の意気込みで、あの勢いを落とさずに、しっかりと加速させて向かってきてほしい。そして、俺と一緒にLIMIT BREAK、素晴らしいタイトルマッチ見せましょう。やってやりますよ」
▼ヨネ「よし、いきましょう!」
▼小峠「よっしゃ、これからもいきましょう。(円陣を組んで)TEAM NOAH!」
▼潮崎「ありがとうございました」
【晴斗希の話】「潮崎、潮崎豪! 俺の目にはお前しか映ってねえぞ。LIMIT BREAKという名の大会に今年から出始めて、限界突破をするためにここのリングに上がってるんだ。今、目の前に来たチャンス、絶対に俺が一発で掴んでみせるんで。潮崎さん、覚悟しといてください。そして、プロレスリング・ノアのファンの皆さん、僕に注目しといてください。Keep your eyes on me! 目を離すなよ!」