MotoGP日本GP、レミー・ガードナーがヤマハからワイルドカード参戦/ミゲル・オリベイラは負傷により欠場へ

 MotoGP第16戦日本GPにヤマハはレミー・ガードナーをワイルドカード参戦させる。

 10月3日にモビリティリゾートもてぎで決勝が開催予定の日本GP。当初、ヤマハは2024年のワイルドカード枠の使用を、テストライダーのカル・クラッチローのもとで組み立ててきた。

 しかしクラッチローは体調に問題を抱えてしまい、その予定が狂ってしまった。そこでヤマハは元MotoGPライダーで現在は自陣営からWSBK参戦中のガードナーを起用し、イギリスGPでワイルドカード参戦させた。

 なおガードナーは今年、ドイツGPでアレックス・リンスの代役も務めた。そのため日本GPは今シーズン3度目のMotoGP参戦となる。

 一方で、日本GPを欠場するライダーもいる。

 ミゲル・オリベイラ(トラックハウス)はインドネシアGPのプラクティスでハイサイドを起こしてクラッシュを喫し、右手首の橈骨を骨折。手術を受けるため、オリベイラは既にインドネシアから帰国しており、連戦となる日本GPを欠場することになった。

 なおチーム代表のダビデ・ブリビオは、日本GPでオリベイラの代役としてロレンソ・サヴァドーリを起用することになるだろうと語っていた。

 オリベイラは日本GPの開幕直前に東京・浅草の浅草寺で行なわれるイベントにも出席予定だったが、それも欠場となる。