・もっとも売れていたパン
そして最後はもっとも売れていて在庫わずかになっていた「もっちりしたパン(4個入り429円)」。
上の2種類と同じく、当然これも個包装になっているのだが……おぉぉ!
ミッキー!!!!
かなり可愛らしい仕様になっていて、この感じが売り場の追い風になっていそうな気もする。でもって、中身は……
シンプルながら、とにかくモッチモチなパンだった。まるで餅を食べているのかと軽く錯覚するような皮の食べ応え、そしてちょっとした甘さがある。
大きな特徴があるワケじゃないが、売れているっていうのもどことなく分かる。なんというか、安定していてまた食べたいと思わされるようなタイプなのだ。
そうそう、レンチンするとパン底の部分が硬く感じた(逆にそれが美味しかったりもしたけど)から、とにかく柔く食べたい人は自然解凍の方がいいかも。
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・社会の課題でもある
──以上が食べてみた感想なのだが、商品を調べるためにPR TIMESを見ていたらハッとさせられた。今年1月に発生した「令和6年能登半島地震」の際、食物アレルギーで配られた食事がとれなかった人が、やさしごはんで普段に近い食事ができたというのだ。
そう、食物アレルギーは震災など有事の際の食事に関する社会課題。日本は自然災害の多い国でもあるから、さらに細かいところまで準備しておくことが大事なのだと改めて考えさせられた。
今回のような商品がイオン系列の冷凍食品コーナーに置かれるようになったのも大きな一歩。こういった取り組みがもっと分かりやすく、そして増えていってほしいものである。