【AEW】オカダがAEWコンチネンタル王座防衛、ROHタッグ王者ゲバラに貫録勝利

 『AEWコリジョン・グランドスラム』が現地時間28日、ニューヨーク州クイーンズで行われ、鈴木みのるがTNT王者ジャック・ペリーに挑戦。リングアウト負けを喫し、試合後もペリーの暴行を受けたものの、柴田勝頼が救出。TAKAYAMANIA9・3後楽園大会で激闘を繰り広げた二人がAEWマットで握手を交わした。

 この日、TNT王者・ペリーがオープンチャレンジによる防衛戦に登場。挑戦者として現れたのは鈴木だった。開始早々、鈴木はエルボー合戦で圧倒し、ペリーの逆水平連打を仁王立ちで受け止めると、逆水平一発でねじ伏せる。串刺しフロントハイキックを見舞うと、アームロック、アキレス腱固め、ヒールホールドと関節地獄でもん絶させた。

 しのいだペリーがニーリフトを連発し、左右の張り手を見舞っても、鈴木は時間差ロープワークからのスリーパーで絡みつく。ぶら下がり式腕十字、イス攻撃で攻勢を続けたが、ペリーはエプロンに乗せてのDDTで逆襲。ランニングニーを食らった鈴木は鉄階段に激突し、そのままリングアウト負けを喫した。

 鈴木がTNT王座奪取ならず。試合後、ペリーが馬乗りになって殴りつけると、ランニングニーをぶち込もうとした。そこへ現れたのが柴田。リングに駆け込んでペリーを追い払い、花道でベルトを掲げるペリーを指さした。そして柴田が右手を差し出す。鈴木も握手に応じた。

 TAKAYAMANIA9・3後楽園大会のメインで一騎打ちを行い、激闘を繰り広げた両者。AEWマットでの共闘が実現するか期待されるところとなった。