粘着的な値上げ圧力
2024年における飲食料品の値上げは、当初沈静化が予想された「原材料高」の影響が長期化したほか、食品トレーやびんなど包装資材、物流費。
さらには一時1ドル=160円を突破する記録的な円安も加わり、粘着的な値上げ圧力が続いた。
足元では、コメ不足に伴う原料米の価格高騰を背景に、パック米飯で一斉値上げといった動きもあるものの、11月以降は総じて落ち着いた推移が見込まれる。
また、2024年通年の値上げは前年(3万2396品目)に比べて、4割程度の水準となる1万3千品目以下での着地を想定。