2024年8月の双眼鏡の機種別販売台数ランキングは、ケンコー・トキナーの「STV-B07B」が首位を獲得した。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から24年8月の双眼鏡市場を振り返る。
ケンコー・トキナーの「STV-B07B」はコンパクトで扱いやすい倍率7倍のモデル。平均単価は24年8月時点で約1500円と手頃な価格もあり、ライト層を中心に売れ続けている。長らく上位が定位置となっており、22年1月以降、32カ月連続首位を維持している。
TOP10内に最も多くの製品がランクインしたのはニコンビジョン。2位の「スポーツスターEX 10x25D CF」を筆頭に、4製品がTOP10入りした。
メーカー別販売台数シェアでは、ケンコー・トキナーが31.2%で首位となった。以下、ビクセンが22.3%、ニコンビジョンが20.2%で続いており、上位3社で市場全体の7割以上を占めた。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースです。