自分たちが欲しいモノ、ありそうで無かったモノを実際に企画して商品化する雑誌2nd(セカンド)編集部。今回はこの秋から使い勝手抜群のニットを登場させた。デザインはクラシカルで伝統的なアーガイル。存在感たっぷりのニットは普段のコーディネイトをさらに充実させてくれる。

英国の伝統とアメリカのイイ意味での野暮ったさを融合。

秋冬の定番といえば、ニットウエア。ローゲージからハイゲージ、シンプルな無地から存在感のある柄物まで様々な種類があり、相棒となる1着を選ぶのに意外と苦労している方も多いのでは? そこで2nd編集部は表情豊かなマルチカラーのアーガイルニットを企画。

きっかけはアメリカの古着店のSNSでたまたま見かけた、1960年代のアーガイルニット。ややゆったりとしたシルエットに、アーガイル柄が醸し出すクラシックな雰囲気、絶妙な高さのネックや首元のリブの詰まり具合など、そのデザインや存在感にグッときた編集部は「こういう大胆な柄のニットっていいよね!」と、製作することに。

製作は国内屈指のニットブランド〈リナシェンテ〉。アーガイル柄の色数は多くても5色が一般的なところ、今作はなんと計10色を使用し、“半ハンドメイド”で作った点が最大の特徴。

色を多く使用したアーガイルニットは、製作の過程で糸の切り替えが必須。その工程を手作業で行っているのだ。

また、素材はウール50%、ナイロン50%の混率で、なんとアンダー2万円というリーズナブルな価格を実現。某英国の老舗ニットメーカーが作るウール100%のアーガイルニットが10万円を超えることを考えてもこのクオリティでこの価格は破格かと。

デザインでのこだわりはネックの高さ。クルーネックとモックネックの中間ともいえる絶妙な高さのネックは、中にシャツを着たときの襟の見え具合が絶妙で、クルーネックともモックネックとも異なる絶妙なニュアンスを演出してくれる。

カラーはネイビーとクリームの2色を製作。英国的なアーガイル柄と、アメリカ的ないい意味で粗野な雰囲気が同居する自信作。コーディネイトの幅を広げてくれること間違いなしのアーガイルニット、ワードローブに加えておいて損は無い。

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計10色を使用した特別なアーガイル柄は“半ハンドメイド”にて製作。

なんと今作のアーガイルには、レッド、ブルー、イエロー、ブラウンなど計10色ものカラーを使用。色が増えると糸の切り替えの作業が増えるため、機械だけで製作することが難しく、“半手作業”で作られる。1枚で着てもインナーとして着ても存在感抜群で、女性がオーバーサイズで着ても可愛い!