朋栄、キャラクタージェネレーター「VWS-1100」シリーズに12G-SDI対応モデルとMedia over IP対応モデルを追加

株式会社朋栄は、キャラクタージェネレーターVWS-1100シリーズに12G-SDI対応モデル「VWS-1100-12G」と、Media over IP対応モデル「VWS-1100-IP」の2モデルを追加する。VWS-1100-12Gは2024年9月末、VWS-1100-IPは2024年12月末発売する。

  • VWS-1100-12G:税込6,820,000円
  • VWS-1100-IP:税込8,712,000円

1月に発売したHD 2系統送出モデルのVWS-1100とHD 1系統送出モデルのVWS-1100-C1と合わせて4モデル構成とすることで、より幅広いシステムに対応できる。

VWS-1100シリーズは、放送局内で使用されるサーバー/クライアント型キャラクタージェネレーターのVWSシステムと連携し、スポーツコーダー、L字・速報、選挙システムの送出用にも使用される、3RUサイズのテロップ送出機だ。

システム用SSDをRAID1ミラーリングで搭載し、電源二重化により安定運用を可能にしている。システム用SSDとは別に、データ用のSSDを最大4台の実装が可能。

VWS-1100-12Gは4K UHD対応モデルとなり、4K UHD 2160/59.94iまたはHD 1080/59.94iでの送出が可能。12G-SDIを搭載しており、1系統の4K送出(PGM V/K、PREV V)および静止画キャプチャー(V/K)または2系統のHD送出(PGM V/K、PREVV/K)のほか、2系統の静止画キャプチャー(V/K)が可能。VWS-1100-12Gは、HD動画送出に対応する動画オプションVWS-11MOVMXF-SOを2式まで追加でき、AVC Intra MXF ファイルのHD1080/59.94i 動画送出にも対応する。

VWS-1100-IPは、25GbE対応のSFP28ポートを4ポート搭載。HD1080/59.94iでの送出が可能です。IP方式は、SMPTE ST 2110-20/30/40の入出力、およびSMPTE ST 2022-7によるヒットレス二重化、SMPTE ST 2059のPTPに対応している。さらに、HD-SDI出力を4系統、BBまたは3値シンクによるGen Lock入力を搭載している。