『SUNNY VOYAGE 2024』新宿FACE(2024年9月30日)
ジャック・モリスvsアンソニー・グリーンvsLJ・クリアリー
NOAHトップ外国人選手の一角、ジャック・モリスが突じょとして、謎の怪覆面男と不穏な合体を果たした。
ジェイク・リーの新日本“移籍”によってGLGは解散。ひときわ怒りをあらわにしたモリスは、今夏『N-1 VICTORY』でも最後まで優勝争いに絡んでNOAHトップ外国人選手としての存在感を残していたが、思わぬ形で“新たな一歩”を踏み出した。
この日の新宿大会から再合流したモリスは、グリーン、クリアリーの旧GLG勢との3WAYマッチに出場。のっけから抱き合って再会を喜び合い、ハイレベルで目まぐるしい攻防を繰り広げながらも“GLG”らしくクロスアームで絆を確認しながら試合は進んだ。
しかし終盤。グリーンがクリアリーの三角飛び攻撃を空中カッターで撃墜し、一気に必殺バッドルッキングフェイスを見舞ったその時だった。
黒のロングコートに、電飾ドクロマスク姿の怪覆面が乱入。レフェリーの足を引っ張ってそのまま試合をぶち壊すと、場内は騒然となった。
近づいたクリアリーが握手を求めたものの、怪覆面は拒否。続いてモリスが握手を求めると、今度は握り返して肩を組み合い、まるで示し合わせていたかのように肩を組みながらともに花道を下がった。
してやったりの笑顔で引き上げたモリスは「みんな疑問が残ってるだろ? そしてみんな答えが知りたいだろ? たが、もし答えが知りたかったら10月14日の後楽園ホールに来た方がいい。そこですべてが明らかになるから」と多くを語らず意味深に予告。モリスが動いた真意は。そして怪覆面の正体は。深まる謎とともに“何か”が方舟マットでうごめき始めた。
【モリスの話】「みんな疑問が残ってるだろ? そしてみんな答えが知りたいだろ? たが、もし答えが知りたかったら10月14日の後楽園ホールに来た方がいい。そこですべてが明らかになるから」