エレベーターに乗ったら、まず行き先階ボタンを押すものである。しかし、うっかり押し忘れた経験がある人も多いようだ。

■約半数「行き先ボタン押し忘れ」を経験

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女716名を対象に「エレベーターの利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で55.6%の人が「エレベーターで自分の行き先階ボタンを押し忘れた経験がある」と回答した。

どんなに気をつけていても、ふとした瞬間に忘れてしまうことがあるのだろう。

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■若い世代が若干多い

性年代別で見ると、若干ではあるが40代以下がエレベーターのボタン押し忘れが多くなっている。

活動力の多い若い世代のほうがエレベーターに乗る機会が多くなるために、ボタンを押し忘れる機会が増えるのかもしれない。

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■別のフロアに着いて

職場に行くのにエレベーターを利用している30代男性は、「出勤の際にいつもエレベーターを使うのですが、スマホを見ながら乗ったときについ行き先階のボタンを押し忘れてしまうことがありました。だいたいは他の人がボタンを押してくれるので気づかないんですけど、そのときはその階で降りるのは自分だけだったようで…」と話す。

降りた後に間違いに気づいたようで、「そのまま上の階まで行って、なんの迷いもなく降りたんです。するといつもとはまったく違う光景で、一瞬、なにが起こったのかわかりませんでした。しばらくして、自分がエレベーターのボタンを押し忘れたことに気づいたんです」と続けた。

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■ひたすら待っていたら…

Xでも、「エレベーターの階数ボタンを押し忘れ、気づいたら動かないまま5分経っていた」や「エレベーターに乗って、しばらく経ってからボタン押し忘れに気づいた」とボタンを押さないまま動くのを待っていた人も多くいた。

また他の階に行ってしまった人もいるようで、「エレベーターに乗っていたら自分の降りる階のボタン押し忘れ他の人に釣られ。最上階まで行ってしまう」との投稿もあった。

(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

2024年8月16日~2024年8月22日 
調査対象:全国10代~60代の男女716名