【新シリーズ始動】「中国のローソンおにぎり」全部食べてみた!【最終回】

・胃袋、限界をむかえる

私は1食につき5つくらいなら余裕でコンビニおにぎりを食べられるタイプ。なので今回の検証に際して「まぁ、頑張れば1日で終わるだろ」と考えていた。が……フタを開ければ1日がかりで泣きながら6つを食べ終えたありさま。油分が多すぎなのだ、中国のおにぎりは。

ってことで検証2日目。おにぎりが冷蔵庫で冷え切ってしまったため、ここからは電子レンジの使用をご容赦願いたい。本日一発目は『茄汁蛋包鸡肉大口饭团』(7.9元 / 約163円)。まだ続くのか大口饭团は。

2日目からはナイフを使うことを覚えた。ケチャップライスが薄焼き卵で包まれている。なるほど、オムライスか……と思いきや、なんとライスの中にブリッブリの超固茹で卵が入ってるではないか! 衝撃のエッグインサイドエッグ。食感が非常に面白い。家でマネしてみたくなった。

『蜜汁糖醋鸡排大口饭团』(6.9元 / 約142円)。これが最後の大口饭团!

パッケージからは2種類の揚げ物が入っているふうに見てとれたが、どう米をかき分けても鶏肉の素揚げっぽいのが入っているだけ。シンプルで最も日本人好みの大口饭团かもしれなかった。なお大口饭团とは「大きなおにぎり」のことらしい。うん、知ってた。

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・まだ読んでる人いる?

ちなみにお伝えしておくと、今回購入した全16おにぎりのうち、この時点でまだ半分しか食べ終えていない。一体どれだけの読者がついてきているか不安だが、気にせず進むしかねぇ。

『恶魔的饭团』(3.6元 / 約74円)。あの『悪魔のおにぎり』である! ってか今気づいたけど中国ローソンのおにぎり、めちゃくちゃ安いな。

味は「あの悪魔のおにぎり」と同じ。知らない人は各自ググる等してください。

『盐烤三文鱼饭团』(6.9元 / 約142円)。

日本でいう「ちょっと高いおにぎり」を連想させるパッケージのシャケおにぎり。の割に若干ショボさは否めないところだが、10個目にして初めて白米が登場したことに、私はモーレツに感動していた。シャケに皮がついている点は日本じゃあまり見かけない特徴だ。

『炸鸡块茄汁饭团』(4.5元 / 約93円)。丸おにぎりゾーン突入。

さっきも見たようなオムライススタイル。鳥の揚げたやつがチョコンと収まっている。大口饭团もいいが、これくらいのサイズ感のほうが安心できるなぁ、日本人としては。

『照烧鸡肉脆骨饼饭团』(5.9元 / 約122円)。

ハンバーグとチーズ入り炊き込みご飯。前日は冷えたハンバーグに妖怪ラード舐めと化した私だが、やっぱレンチンするとおいしいな、と思った。