・ラストスパートである
ついに三角おにぎりゾーンに突入。
『三文鱼松沙拉酱饭团』(3.9元 / 約81円)。
パッケージは明らかにサーモンの刺身だが、フタを開けるとシャケフレークにマヨを練り込んだもの。海苔がなんというか、日本の味付け海苔とは違うんだけど、ただの焼き海苔でもない感じ。うっすら何かの味がついている。
『芝士咖喱牛肉饭团』(4.6元 / 約95円)。
「牛肉カレー」であることは商品名から読み取れるが……何これ? カレーか? なんかキモイんですけど? でも……食べたら確かにカレーだったわ! キーマカレー的な、ミンチ肉をカレー味にしたもの。ちなみにおいしくはない。
『金枪鱼沙拉酱饭团』(3.9元 / 約81円)。
お待ちかねのツナマヨである! ツナマヨは世界中どこへ行ってもツナマヨなので、「ツナマヨだなぁ」って感じ。迷ったらこれ一択。
そしてラストは……『蒲烧鳗鱼饭团』(3.9元 / 約81円)。
具のうなぎはほんのチョッピリ。しかも皮が多いのか、ネチョネチョとして超微妙だ。米にはおそらくウナギのタレが混ぜ込んである。日本人の感覚としては、もっと味が濃いほうがいい気がした。とはいえウナギおにぎりが81円は破格だよね!
……はい! ってことで、のべ2日半を要した中国ローソンおにぎり全部買いはこれにて終了。なぜこの企画を始めたのか、今となってはどうしても思い出せないものの、達成感はハンパない。最後まで読んでくれた読者はおそらく3人くらいだろう。本当にありがとうございました。
セブン編とファミマ編は当然ながら企画倒れとなったが、中国から帰国して3カ月が経過した今「もし機会があれば、やってもいいかな……?」くらいのテンションにはなっている。人は辛い過去を忘れる生き物。だからこそ、人は旅に出るのだろう。
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.