みなさんHej Hej! スウェーデンの<リアル>をレポートしているわたしの<里帰り日記>、洗練されたカッコいいアーランダ空港(第1回)に着いてから夢の場所…郊外の別荘へ(第2回)。それはわたしのルーティンであって、第3回目の今回からは、どうやってスウェーデンを楽しむのかを紹介しますね!
食を愛するスウェーデン人が集う<食の宝庫>へご案内
フラッと歩き回るのも楽しいけど、海外に行ったらまずはやっぱり<食>!
観光だとついガイドブックに載ってるカフェやレストランに入ってしまうけど、ここでは、雪が積もってない時期、いちばんスウェーデンらしさを感じるスポットをご紹介したい! そして、ストックホルムの台所にみなさんを連れて行きたい!
まず、ストックホルムの中心はT-CENTRALEN(テーセントラーレン)駅。この駅で降りて地上に出たら、何かしら見るものがあります。大きな白黒の模様が印象的なSERGELSTORG(セルゲル広場)の近くには、ショッピングモールのGallerian(ガレリーアン)やカフェなどがあります。アジアの食品に特化したAM STOREでは餃子も買えます!
ストックホルム周辺には、さまざまな駅の近くに<食>に出会えるショッピングモールがあります。そのなかにはHötorget(へートリエット)駅も。野外市場があることでも有名で、果物や野菜、きのこなどを出店スタイルで販売しています。季節によってはイースターの飾りやクリスマスの装飾品や蚤の市もやっている。ここはテーセントラーレン駅から歩いて5分なので、電車に乗る必要性はありません。さあ、その<食>の宝庫へ!
(広告の後にも続きます)
130年以上の歴史を持つ「ヘートリスハッレン」は食のワンダーランド
ヘートリエットの広場に面したフードマーケット「Hötorgshallen 」(ヘートリスハッレン)は、1880年代から存在し、1958年に今の形になりました。ここに入ればちょっとした別世界。様々な食材の香りにまず驚きます。そして、明るく大声で旬のものをススメてくれるお店のお兄さんたちと会話をするのも楽しい! スタッフが楽しく本日のオススメなどを話してくれます。言葉がさほど通じなくても身振り手振りで通じ合える温かく陽気なみなさんです。
そして、地上階には世界中からの食事体験が出来るレストランスペースがあり、日本食まであります。でも、注目してほしいのは地下。お茶、コーヒー豆、お菓子、チョコレート、チーズ、魚、お肉のお店がところ狭しと並んでます。見てるだけでも楽しい。
一番安心なのがこのチョコレートのお菓子かも。並んでるところからして可愛い、「HOUSE OF BEANS」(ハウス・オブ・ビーンズ)。普段はもちろん、バレンタイン、クリスマス、ベビーシャワーや誕生日に可愛いボックスに入れてくれます。大変喜ばれるプレゼント。
ラベルを見るだけで、何の動物のお肉かわかりやすい。スモークもあればサラミも。
鹿の内臓やほかの肉類…国外に持ち出すことが難しいから、日本では見かけないものばかり。キッチン付きのところに宿泊したり、友人宅にお呼ばれしたら現地で試せるチャンスがありますね。
「Ölkorv」は直訳するとビールソーセージ。ビールで出来てるわけではなく、ビールに良く合うという単純な話。牛や豚で出来てることが多いです。
世界一臭い食べ物と言われる缶詰のニシン「シュールストレンミング」(surströmming)もあるよ! せっかくスウェーデンに行ったらその臭いと味を体験するのもいいのでは!? ひと昔前は日本のバラエティー番組の罰ゲームとしても頻繁に使われてましたね。なぜだ!? マジで臭いからだ!
こんな魚も日本では見ないかも!? そして、スウェーデン人は海老が大好き。パンに乗せるのもサラダとしても。
食を愛する、しかもフィーカ文化を大切にしてるスウェーデンだからこそ、この活気ある雰囲気を味わえて、食のセンサーを刺激されます。
ほかに、お土産なども絶対に見つけられますし、国営の酒屋まで隣接してますので、食事に関して悩んでしまったらまずはここへ。しかも、ストックホルム市内のホテルに泊まっていたら、歩いて来られるド中心のアクセス。ごった返してる雰囲気の中にも素敵なレストランがあり、ランチ時には満席。