長野・佐久市中込の老舗「やきとり 紀美」、絶品のニンニクダレ焼き鳥

【酒場レコード・3】東京駅から北陸新幹線で76分の長野県佐久平駅へ。そこからJR小海線に乗り換え10分、佐久市中心部の中込駅に到着。今回の酒場、「やきとり 紀美(きみ)」は駅から歩いて1分のところにある。

●飲食店が軒を連ねる中込の町



 中込は筆者が生まれ育った町であり、当社が製造・販売している日本酒器「hiyakan PRO」の組み立て工場があるため、定期的に訪れている。ここは大正から続く商業の町で、多くの飲食店が軒を連ねる。2026年には地元出身の映画監督である新海誠氏を中心に、新たな映画館が設立されるそうだ。さらなる発展前夜の町、中込でも老舗の焼き鳥屋、「やきとり 紀美(きみ)」で絶品のニンニクダレ焼き鳥を楽しむ。

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●18時で賑やかな店内



 やきとり 紀美には、開店から1時間経った18時に入店。座席数はカウンター8席、小上がりテーブル12席。串打ち、焼き場から接客まで全て女将さんが1人でこなす。混み合ってくるとお孫さんのサポートが入るので給仕が滞ることは少ない。

 店に入ると先客が7人、すでにほろ酔いのご様子。早い時間に来店する客の多くは、中込の飲み屋街に繰り出す前の景気付けとして、ひととき焼き鳥を楽しむのだ。