【WWE】ジュリアNXT女子王座戴冠ならず 王者ロクサーヌと熱戦もコーラ・ジェイド介入で不本意敗戦

 NXTが現地時間1日、行われ、ジュリアがNXT女子王座に挑戦。王者ロクサーヌ・ペレスと熱戦を展開したものの、コーラ・ジェイドの介入によって敗戦に終わり、参戦から1ヵ月の早期ベルト獲りはならなかった。

 9・1『NXTノーマーシー』に登場したジュリアはNXT女子王者・ロクサーヌに宣戦布告。同10日、チェルシー・グリーンを破ってNXTデビュー戦を飾ると、早くもベルト挑戦を決め、「私がNXTの新時代だっていうことをロクサーヌ、あなたに教えてあげる」と予告した。

 気合十分の表情で開始のゴングを聞いたジュリアはドロップキックを放って先制すると、強烈な頭突きをぶち込んだ。STFはクロスフェースで切り返されたが、張り手合戦を頭突き連打で制し、変型ノーザンライトスープレックスで攻め立てた。

 負けじとロクサーヌはトペスイシーダを発射したが、ジュリアもコーナーに上がったロクサーヌを雪崩式ダブルアームスープレックスで叩き落として譲らず。再びクロスフェースに捕まってもSTFで切り返し、バックドロップ、ニーリフトとたたみかける。ロクサーヌ必殺のポップロックス(ヨシタニック)で叩きつけられるピンチをしのぐと、場外でのノーザンライトボムを敢行した。

 大ダメージを負ったロクサーヌは足をふらつかせながらベルトを手に。レフェリーが注意するスキを突いてフードをかぶった謎の女が現れ、ジュリアに場外DDTを決めた。リングに戻されたジュリアは再びロクサーヌのポップロックスを食らって万事休す。3カウントを聞いた。

 ロクサーヌがNXT女子王座を防衛。加勢したのは相棒のコーラ・ジェイドだった。ジュリアは不本意な形で敗戦。NXT参戦から1ヵ月の早期戴冠はならなかった。