1/4ネジとARRIネジ
PINETA Proにはレバーの両サイドに1/4インチネジとARRIネジが空いており、各種アクセサリー類を装着することができるようになっている。
ネジ穴は一脚の高い位置にあるため、バランスを考えると重いものを装着するのは避けた方が良いが、マジックアームなどを利用してモニターやライト、カメラへの電源を供給するための各種バッテリーを付けることができる点も他の一脚と比較した際の大きなアドバンテージといえる。
考え方によっては、カメラにケージなどを装着せずに軽くして、アクセサリー類は全て一脚側に装着してしまうということも可能である。
(広告の後にも続きます)
ミニ三脚として使うことができる
PENETA Proにはレバー上とベース三脚上の2カ所に、一脚を伸縮させるのとは別にロックボタンがそれぞれ2個ずつ付いている。
このボタンを押すことで、PINETA Proを(1)カメラを乗せる部分(2)一脚(3)ベース三脚の3つのパーツに分けることができ、(1)と(3)を合体させることでミニ三脚として使うことができるようになる。
テーブルフォトやローアングルの動画を撮る方にとっては、PINETA Pro1本が1台2役になり、現場に持って行く機材を大幅に減らせることができる。
また、注目すべきは上部のロックを解除するボタン自体にもセーフティリングが付いている点で、これを左右にスライドさせることで、不意な誤動作によるカメラの落下を防ぐことができる。
ここまで細部にこだわるのは、YC ONIONが今回のPINETA Proに相当力を入れている証拠ともいえる。