元日本ハムの野球解説者・杉谷拳士(33歳)が、9月29日に放送されたスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(ABEMA)に出演。ドジャース・大谷翔平選手のポストシーズンでの活躍を大胆予想した。

番組はこの日、MLBナ・リーグのポストシーズンにおける展開を予想。大谷翔平選手擁するドジャースは地区優勝を果たしたため、ワイルドカードによって勝ち上がってきたチームと対戦する。

これに杉谷は「試合間隔が少し空いてしまうので、やりにくいと思う」と明言し、「サンディエゴ・パドレスが勝ち上がってきたら、ドジャースは負け越しているのでちょっとイヤな流れになる」と予想。元メジャーリーガーの川崎宗則も「ワイルドカードで勝ち上がってきたチームは、選手たちの気持ちが入りやすくて勢いがある」と同意した一方で、「地区優勝をパドレスの目の前で決めたから、ドジャースは勝負を五分五分に持っていけた感覚があるのでは?」と推測した。

また、パドレスが勝ち上がった場合、ドジャースとの対戦でダルビッシュ有投手の先発がウワサされていることに触れると、川崎は「開幕戦や4月に2人は対戦しているけど、その頃と両チームとも状況が変わっている。これが本当の頂上決戦。その日は祝日にした方が良い!」と大興奮。

杉谷も「初戦にダルさんが投げるのでは? と言われている。いきなりダルビッシュvs.大谷翔平が見られるワケですよ!」と声を弾ませた。

今シーズンの大谷翔平選手は、前人未到の50本塁打・50盗塁“50-50”、日本人選手初のトリプルスリーを達成。ポストシーズンでも新記録樹立に期待が寄せられると、杉谷は「記録を常に塗り替えている男だから、本塁打は最多記録を超える11本、盗塁は最多記録タイの11で“11-11”!」と大胆予想。

続けて「盗塁も記録を超えて欲しいけど、ポストシーズンはそこまで走らないと思う。万が一、盗塁でアウトになってしまったら流れが変わるケースが多い。だから、打つ方に集中するのかな? と思う。レギュラーシーズンとは違う戦い方をするのでは?」と語った。

川崎は「翔平さんは短期決戦に強い。それは昨年のWBCでの活躍で証明されていて、すごい集中力を発揮する」と大谷選手の活躍を断言した。

最後に、川崎は「MLB選手にとって、ポストシーズンは“本当の戦い”。今までは練習試合で、10月のポストシーズンのために戦ってきた。だから、新しいチームに生まれ変わります」と見どころを語った。