弘前市教育委員会は2日、市内の小学校で、保護者から徴収した給食費など、約154万円が行方不明になっていると公表した。
不正な現金引き出し
市教委によると今年5月、市内の小学校で、保護者から預かった徴収金の口座から「不正な現金引き出し」が発覚。
(画像:イメージ)
調査の結果、昨年11月にも139万円が、引き出されていたことがわかった。
なお、行方不明になっている金額は、計154万円にのぼる。
(広告の後にも続きます)
関与した疑いの職員死亡
市教委は、この小学校で会計を担当していた事務職員が、不正に引き出した可能性が極めて高いと判断。
その後、警察に相談した。
(画像:イメージ)
しかし、当該事務職員がすでに死亡しているため、警察からは「告訴状を受理できない」との回答。
そのため、職員の遺族に請求し、全額が支払われる予定になっているという。