「どれが1番飛ぶの?」2024年最新アイアン19本を試打解説!

やさしい、飛ぶ、高く上がるなど、モデルが多種多様化しているアイアンはどれを選んだらいいのか心底悩む……。そこで、まずは編集部が気になるアイアンを絞って、ギアのご意見番・鹿又芳典に試打を依頼。

鹿又に加え、タイプの違う2名のアマチュアのコメントを、ニューアイアン購入の決め手にしよう!

2024年アイアンの主役はコレか!?


「日本人が一番好きな“X フォージド”が帰ってきましたね」(鹿又)
X フォージド/軟鉄単一素材のワンピース構造で、日本人ツアープロの意見や感想のフィードバックも採用。前作よりオフセットを小さくした
X フォージド スター/7 番アイアンでロフト29 度のストロングロフト設計。飛距離性能が高い軟鉄鍛造アイアンに仕上げた

原点回帰で軟鉄単一構造に

3年ぶりにリニューアルされた「X フォージド」シリーズは、すごく日本人好みの軟鉄鍛造アイアンになりましたね。前作の「X フォージド CB」は複合素材でしたが、2024年モデルは原点回帰で軟鉄単一素材に戻しました。だから、打感がすごくよくなり、この打感は日本人が1番好きなフィーリングだと思います。


軟鉄単一の打感は最高! 新しいソール形状は抜けが抜群にいい!

両モデルとも決して難しいアイアンではなく、ロフトもあるので打球が上がりますし、昔の「X フォージド」に比べるとミスヒットにも強い。中級者以上のゴルファーにとってはやさしい軟鉄鍛造アイアンなので、今年、大ヒットしそうな予感がします。

「1番変わったのはソール形状。3面体のような形状(トライレベル・ソールデザイン)になって抜けが抜群によくなりました」(鹿又)


「打感や弾道は近ごろのアイアンというより、少し前の王道のモデルに近い。最近では逆に貴重なタイプです」

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キャロウェイ X フォージド

商品詳細はこちら!
SPEC ●ヘッド素材/軟鉄鍛造(S20C)●ロフト角(#7)/ 33度 ●重さ(#7)/約431g(ダイナミックゴールド MID 115)●シャフト(フレックス)/ N.S.PRO MODUS3 TOUR 105(S)、ダイナミックゴールド MID 115(S200)● 価格/ 17 万8200円(#5 ~PW・6 本セット)、
2 万9700 円(1本・#3、#4)
※4月上旬発売

伝統的な「X フォージド」の形。打感が圧倒的にやわらかくなった

アドレスしたときの雰囲気は最近のX フォージドではなく、昔のX フォージドを彷彿させる伝統的な形状。驚いたのは打感。まさに純粋無垢な軟鉄鍛造のフィーリングでフェースにボールがしっかり乗ってくれます。ゴルフ歴が長い人にとっては懐かしい打感です。これはアスリートゴルファーにハマると思います。

編集M:構えても打っても気持ちいい~

顔や打感などフィーリング面は文句のつけようナシ! 中級者以上だったら十分使いこなせるし、飛距離も出ます。

ライターN:昔のXフォージドより簡単!

軟鉄鍛造アイアンでヘッドもコンパクトですが、意外と打ちやすい。昔のXフォージドよりあきらかに簡単です。