・4種のサウンドスタイル
もうひとつだけこの製品の魅力についても触れておこう。実はコレ、サウンドスタイルを変更できるのである。サイドに「3段ディップスイッチ」があり、このオン・オフを切り替えることで、サージ・ベース(低音強化)、トレブル(高音強化)、バランス、ベースブーストのいずれかに変えられるのだ。
デフォルトはバランス型だった。これで高音がうるさいということは、ベースブーストで高音を抑えるしかないだろう。ってことで、スイッチを切り替えて聞いてみた。
高音は抑えられるけど、低音がブーストされている印象はないかなあ。むしろ、音がまろやかになりすぎて、さっきのバランス型の方がよかったかも……。
ちなみにこの製品はエイジングを推奨している。エイジングとは、音を鳴らし続けてイヤホンを馴染ませることを指す。100~500時間、6~7割の音を鳴らすと良いとのことだ。500時間というと、24時間鳴らし続けて20日。1日3時間の使用で166日だから半年くらい使うと良い感じになるのかも……。
リケーブルモデルの入門編としては良い製品ではないだろうか。ケーブルやイヤーピース、アプリのイコライザーをイジって、自分好みの育てるのもありかもね。
そんなわけで、今回も順位の変動なしです。
1.アルペックス(Hi Unit)「ハイユニット HSE-A1000(PK)」 税込712円
2.JVCケンウッド「HA-FX6-T カナル型イヤホン」 税込821円
3.DENON「AH-C260」 税込927円
このランクは随時更新していきたいと思う。皆さんの音楽ライフの参考になれば幸いである。