「スピン量が減って飛距離が伸びた」高慣性モーメントドライバー2本を試打解説

オノフ ドライバー AKA

最新のAKAはKUROを思わせる打球の強さがありながらも圧倒的な芯の広さを併せもつ。

ミスヒット時にボールスピードがさほど落ちないのは、アマチュアゴルファーにとって大きな魅力。

アッキー’s インプレッション

高慣性モーメントヘッドらしい仕事をしたな、という印象の結果。

Bさんはもともとスライサー、クラブパスは左へ向きやすく、そのぶんフェースも開いていましたが、そのどちらも度合いが抑えられた数値に改善。

本人の考察どおり、これまでは意識的にフェードさせていたため曲がり幅が大きく、スピン量も多かったので飛距離をロスしていました。AKAで打ったデータを見ると曲がり幅とスピン量が抑えられており、マイクラブよりも飛距離が伸びています。

レッスン=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。“アッキー”の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。

構成=石川大祐
写真=田中宏幸
協力=エースゴルフクラブ千葉