相手が何を考えているかわからない時、あなたならどうしますか?

まず、相手を観察し、情報を集めることから始まっていくと思いますが、いかがでしょうか。

今回は、相手の気持ちを理解し、良好な関係を築いていくための科学的な大人のための心理学をご紹介いたします。

こちらで紹介する心理学は、占いに近いもので、あくまで人の気持ちを考えるための材料とお考え下さい。

 

きょうだい関係にも性格が反映




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相手の考え方を知るため、兄弟(姉妹)の何番目に育ったかによって、それぞれ特徴的な性格があらわれるものです。頭の片隅にいれておくと、何らかの参考になるかもしれません。

<長子的な性格>

・真面目で融通が利かない

・面倒なことはなるべくしない

・ほしいものがあっても遠慮してしまう

・人に迷惑になるかどうか気にする

・失敗を恐れて慎重になる

<中間子的な性格>

・好き嫌いがはっきりしている

・面倒がらずに一生懸命仕事をする

・よく考えないで始めて失敗することが多い

・気に入らないことがあると黙り込む

・自分を表現するのが下手

<末っ子的な性格>

・あまえ上手

・要領が良い

・頑固に自分の考えを押し通す

・食べ物の好き嫌いが多い

・困ったことがあると人に頼る

<一人っ子的な性格>

・わがままでマイペース

・慎重で完全主義

・凝り性

・協調性がない

・引っ込み事案

「男らしさ」「女らしさ」をはぶいたその人の行動をみる




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異性の心を客観的に知ろうとしたときは、「男らしさ」「女らしさ」という要素ははぶいてみた方が本当のその人がわかるものです。私たちは、良きにつけ悪しきにつけ、社会的・文化的な男女の違いに左右され、そのイメージに合っていると印象アップになりやすいのです。

女の自分がもし、「女らしくふるまう」というのを、完璧にやるとするとハードルが高くなってしまうことから、相手に求めるというのも考えものであるということです。

例えば、食事を摂らず、残業を一生懸命している男性社員に、夜食の差し入れをする女性社員がいたとして、「なんて女性らしい気遣いができる人なんだ」と、思ったとします。ただ、そういう時こそ、「男らしさ」や「女らしさ」という要素をはぶいて、その人の行動だけで見た方が、「本当に優しい人なんだな」ということがわかるのではないでしょうか。

つい出てしまう口癖が物語るその人の性格




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心の状態は、口癖にもあらわれるものです。会話に度々あらわれるその口癖を分析すると、その人の性格や心理状態も分析することができるでしょう。

自己主張の強いタイプ

誰かが話している最中に、「要するに~」「結局は~」という単語をはさんで、相手の言いたいことを先取りしてしまう人がいるとしまう。ここからわかるのは、相手の話を最後まで聞くことができない短気な人だということです。相手の言うことをまとめて言ってしまい、早く自分の意見を言いたいという自己主張の強いタイプであるということもいえるのです。

せっかちなタイプ

「なるほどね」「やっぱりね」話に同調する人もいます。このタイプの人は、話を聞いているふりをすることが多く、本音は自分も話したいというせっかちな人でもあります。こんなふうにして、話をしている人の性格や、今の気持ちがわかれば、どういうふうにして話を進めていったらいいかがわかるというわけです。

人の性格は、十人十色ですが、相手の気持ちがわかると、人間関係も築きやすくなります。

是非、参考にしてみてください。

(参考文献:他人のこころがわかる本 多胡 輝著