モビリティリゾートもてぎでMotoGP日本GPが10月4日から開幕。初日のMoto2クラスFPは、Elf Marc VDS Racing Teamのフィリップ・サラックがトップタイムだった。
MotoGP日本GPの初日は、前日夜中からの雨の影響が残るコンディションでスタート。Moto3クラスの走行を通じて路面コンディションはドライへと変化していきMoto2クラスもスリックタイヤでの走行となったが、依然としてウエットパッチは残っていた。
Moto2クラスは日本人ライダーの小椋藍(MT Helmets – MSI)がタイトル争いをリードし日本へ凱旋。そのため大注目された状態で母国戦を迎えている。
小椋はセッションの序盤こそ様子を観察していたが、コースへ入ってからはすぐに速さを見せタイムを縮めていき、暫定トップに立った。
そのまま小椋がトップタイムでFP1を終えるかと思われたが、最後にフィリップ・サラックが小椋を0.014秒上回る、1分50秒287をマーク。これがFPトップとなった。
小椋はトップこそ逃したが、2番手タイムと上位で母国戦をスタートさせた。3番手にはマルコス・ラミレス(OnlyFans American Racing Team)が続いている。
もうひとりの日本人ライダーである佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)は21番手タイムでセッションを終えた。