10月4日(金)、MotoGP第16戦日本GPが開幕。MotoGPクラスのFP1が行なわれ、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤがトップタイムとなった。
ホンダとヤマハ、そして中上貴晶(LCRホンダ)にとって母国戦となる日本GP。モビリティリゾートもてぎでは雨の影響が残る中でMoto3の走行が始まったが、MotoGPクラスFP1の走行が開始される頃にはライン上の路面は乾いていた。
MotoGPクラスのFP1はポイントリーダーのホルヘ・マルティン(プラマック)がセッションをリード。1分45秒318で暫定トップタイムとした。
1分45秒台でバニャイヤ、ジャック・ミラー(KTM)、マルク・マルケス(グレシーニ)といったライダーが続き、セッションは序盤15分が終了。
その時点ではバニャイヤが記録した1分45秒209が暫定トップとなったが、この頃に再び雨が振り始めてしまい、ライダー達は一斉にピットへ帰還。セッションは小休止といった形となった。
ライダー達はピットでコンディションを注視していたが、残り11分というタイミングで、再びコースへ向かった。ただ雨とコースのチェックという意味合いが強いようで、すぐに戻って来るライダーも多かった。
その後はアタックなどは行なわれないままFP1が終了。序盤に記録したタイムで、バニャイヤがFP1最速となった。2番手はマルティン、3番手はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)だった。
母国戦の中上は、FP1を12番手で終了。午後のプラクティスでは予選Q2へ直接進出となるトップ10に割って入ることができるかどうかが注目される。
またヤマハ陣営はアレックス・リンスが14番手、ファビオ・クアルタラロが18番手タイムでFP1を終えた。