オリンピックメダリスト3選手が証券投資の日前夜祭トークイベントで投資について勉強「NISA始めようと思います!」

日本証券業協会、株式会社日本取引所グループ、一般社団法人投資信託協会は10月4日の「証券投資の日」を記念し、その前日である10月3日に都内で「証券投資の日」前夜祭トークイベントを開催しました。

 

「証券投資の日」前夜祭トークイベント開催

「証券投資の日」とは、日本証券業協会がより多くの方々に証券投資に興味・関心を持ってもらうため、1996年に「10(とう)」と「4(し)」の語呂合わせから10月4日を「証券投資の日」として記念日登録した日。

今年の証券投資の日には、深川ギャザリア センタープラザで証券会社の代表者による証券投資の日のグッズ配布や、マスコットキャラクター「とうしくん」のグッズや飲食物の販売、J-FLEC 認定アドバイザーによる相談ブースの設置などが行われます。

その前日となる10月3日、都内で証券投資の日を記念したトークイベントが開催されました。

本イベントに登壇した、日本証券業協会の森田敏夫会長は、

「本協会では例年、証券投資の日に証券業界を挙げた各種イベントを行い、資産形成や証券投資の意義について普及推進活動を行っています。今年の証券投資の日は、国民の皆様がこのようなイベントを通し、証券投資をさらに前向きに捉えていただけるきっかけになればと思います。」

と挨拶を行いました。

続けて金融庁の井藤英樹長官による特別講演が行われ、

「(証券取引では)相場変動を含む各種のリスクは避けられません。特に短期的には相場も大きく変動することもあります。ただ、長期・積み立て・分散投資の意義について正しくご理解いただき、新NISAあるいはiDeCo、こうしたものをぜひご活用いただいて、より良い資産形成を行っていただければと思います。」

と述べました。

 

オリンピックメダリスト3選手が投資について学ぶトークセッション

続いて、本イベントのゲストとしてレスリング女子フリースタイル 76kg級 パリオリンピック金メダリストの鏡優翔選手、レスリング男子グレコローマン 60kg級 パリオリンピック金メダリストの文田健一郎選手、射撃混合 10mエアライフル 伏斜 SH2 パリパラリンピック銅メダリストの水田光夏選手の3名が登壇。

「私は投資についてなかなか知る機会もなく、本当に詳しくないのですけれど、今日はこのような機会をいただいたので、皆さんと一緒に学べたらなと思います。」

と鏡選手が挨拶。

「僕も証券投資について興味はあるし、やりたいな、やらなきゃいけないなと思いながら、なかなか勉強する機会が今までなかったので、今日は皆さんと一緒に勉強できたらと思います。」

と文田選手は述べました。

「私もお2人のようにあまり(証券投資について)詳しくないので、今回皆さんと一緒に学んでいけたらと思います。」

と水田選手はコメント。

オリンピック・パラリンピックで活躍した3選手と競技の紹介やメダルを獲得した感想などのトークを挟み、ライフプランの実現に必要な金額の算出や資産形成に対する証券投資の役割を解説する先生役として、ファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんが登壇し、証券投資に関するトークセッションがスタートしました。

◯×札を使って「資産形成について考えたことはありますか?」「証券投資について考えたことはありますか?」「NISAってご存知ですか?」と3つの質問を投げかけます。

資産形成についてきかれ、唯一◯を出した文田選手は、社会人になった際に願掛けで金メダルを獲れるように毎月「金を購入」し始めたと話し、大竹さんも「この仕事をしていて初めて聞く理由です!」と驚かれていました。

続いての「証券投資について考えたことがあるか?」という質問に唯一◯と回答したのは鏡選手。

「今年からお給料をいただくことになって、周りからも証券投資をやった方が良いとアドバイスをもらっていたんです。やりたいけど知識ないなって思っていたら、丁度今日銀行から電話がかかってきたんですよ、証券投資などに興味はないかって。凄くタイムリーな内容だったので、資料を請求しました!」

と、タイミングが良すぎる連絡に興味を持たれたとコメント。

最後に「NISAについて知っているか?」という質問には、全員が×と回答。「聞いたことはあるけれど…。」とそれぞれ語る3選手に、大竹さんが分かりやすく解説を行っていき、証券投資について理解を深めました。

鏡選手は「もしかしたら、私NISAの口座を作っていたかもしれないです(笑)」と、口座開設まではしていたかもしれない話し、これから学んでNISAを始めていきたいと語っています。

また、今回学んだことを誰に伝えたいか聞かれた3選手はそれぞれ、

鏡選手「折角アスリート同士オリンピックに出て仲良くなれましたし、選手の中でも投資について分かっていないという方も多いと思うので、チームの仲間たちに伝えられたらなと思います。」

文田選手「チーム内で共有したいなと思いますが、伝え方が大事だなと。いきなり2人がお金の話をし始めたら“大丈夫か?”って思われちゃうので(笑)また、我が家の財務大臣は奥さんなので、たくさん話をしていけたらなと思います。」

水田選手「私も家族に伝えたいかなと思います。本当に全然知らなかったことなので、今日学んだこともそうですし、一緒に勉強していきたいなと思いました。」

とコメントされました。

 

高速タックル・肩車を披露

イベント中には鏡選手と文田選手の技を体験するコーナーが用意され、鏡選手は代名詞でもある「高速タックル」を、証券業界のマスコットキャラクターであるとうしくんへ披露されることに。

「2割くらいです!」と全力の2割程度でタックルをされたと話した鏡選手ですが、あまりのスピードと迫力に、会場からは「おおお!!」とどよめきが起こりました。

また、文田選手は肩車を、立候補した日本証券業協会の松尾元信専務理事へかけることに。

一瞬で持ち上げられた松尾債務理事は「うお!?」と驚愕。

「持ち上げられた瞬間が全く分かりませんでした。ふわっと浮き上がったみたいで、空を飛んでいるみたいでした!」

と感想を述べ、会場からも大きな拍手が送られる中、本イベントは幕を閉じました。

オリンピックで活躍した選手たちも証券投資について理解を深め、意欲を高めることになった本イベント。

現在積み立てNISAの口座開設数は約2500万以上、日本人の約5人に1人がNISAの証券口座を開設しているのだとか。

ぜひこの機会に資産形成を改めて考えたり学んで、証券取引を始めてみてはいかがでしょうか。

お金や証券取引のことについてより理解を深めたい・学習したいという方は、J-FLECのHP上で学習教材の配布なども行っているので、ぜひご覧になってみてください。

日本証券業協会:https://www.jsda.or.jp/
J-FLEC:https://www.j-flec.go.jp/