・水風呂3個
そこでまずは様子を見ながら1セット回ってみたところ、普通の水風呂は水温20度との表示、露天の水風呂もそれくらいだったのだが、こちらはどちらかと言うと入り方が特徴だ。水風呂のところに「レッツダイブ」的なことが書かれており、みんなプールみたいに飛び込んで入っている。
試しに飛び込んでみたところ、足がつかない深さで頭までどっぷり浸かれる。水深が2mあるらしい。エンタメ性だけじゃなく、普通に良いなこの水風呂。
残るのは-20℃と書かれた最も謎多き部屋水風呂だが、入ってみると、室内にシングル用の水風呂があって、水温は9度の表示であった。その水風呂の周りに椅子が置かれているので「-20℃」は室温についての表示のようだ。
とは言え、入ってみた感じ室内の温度は-20℃という寒さではなかったので、外気-20℃の部屋という意味なのだと思われる。まあ、超簡易で北海道外気浴の環境を味わえる部屋と考えると良いのではないだろうか。冬の登別でやった外気浴の方が冷えてた。
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・サウナ室3つ
水風呂はそんなところで個人的には露天の水風呂が非常に良かった。さて、問題はサウナ室。弱、中、強で例えるなら、塩サウナが弱、ハーブスチームサウナが中、フィンランドサウナが強ということになる。中でもフィンランドサウナはかなり特殊だ。
その名も「富士山溶岩ロウリュサウナ」。このサウナはなんと7段あるのだ。これまでサウナ室で高さにあまり着目してこなかったけど、7段もあるサウナは初めてだ。温度計も高さによって3つついていて、1番下から80度、90度、100度を指しているのだが……
最上段はその一番上の温度計よりも高い位置にある。ちなみに、ストーブは最下段にあって、オートロウリュが30分に1回行われる様子。造りから見ても最上段は凄いことになってそうだ。
その証拠に、室内には、最上段は熱さがヤバイので熟練の人でも気をつけてください的な注意書きがある。ただ、私もライターという性質上、こういう灼熱サウナには慣れている方だと思う。110度の登別の鬼サウナとか、128度の木更津「つぼや」とかも大丈夫だったし。