【DDT】THE RAMPAGE武知海青がプロレス3戦目で華麗なダンスを披露

 『God Bless DDT 2024 TOUR in SHINJUKU』が3日、東京・新宿FACEで行われ、16人組ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」の武知海青がプロレス3戦目で華麗なダンスを披露した。

 9・29後楽園大会で2戦目を行ったばかりの武知は、今大会をもってDDTを退団する師匠・大石真翔とのタッグ結成を熱望。急きょ彰人&平田一喜との対戦が組まれた。彰人を相手にレスリングの攻防を展開した武知はスリーパー、エルボー連打、ブレーンバスターの猛攻で平田を攻め込んだ。

 武知がチョークスラムを決めようとしたところで平田が待ったをかけた。大石への感謝の手紙を読んだ平田はダンスバトルを直訴。4人揃って「TOKYO GO!!」に乗って踊り出した。ダンスが“本職”とあって武知は平田をはるかに上回るキレキレの踊りを見せた。ダンスが終わると、武知は彰人をドロップキックで排除。大石ばりのミラクルエクスタシーを平田に決めると、大石が直伝トルネードクラッチで丸め込んで3カウントが入った。

 武知がデビュー以来3連勝。試合後、手紙を取り出して「僕がプロレスラーとしてドラマに出た際、ご指導いただいて。右も左もわからない僕に、ていねいに教えてくださりました。そこから2年の時が過ぎ、デビュー戦のときも一からプロレスを教えてもらいました。僕は大石さんが教えてくださった手首の取り方、受け身の取り方、ロープワークをいつまでも続け、大石さんイズムを受け継いでいきたいと思っています。いつかプライベートでもお仕事でも、もしかしたらリングでもお会いしたときは変わらない距離感でお会いしたいです。本当にありがとうございました」と大石への感謝の思いを読み上げた。

 これまでは、いわゆるストロングスタイルな試合だったが、3戦目にしてDDTワールドを体感。試合後、「プロレスの新たな面白さ、扉を開いてくれた気がします。(ダンスは)跳ねるので、RAMPAGEのステージより難しかった」と話した武知は新宿FACE初登場を「HIROさんからも言われてるんですけど、ホールでもアリーナでもドームでもスタジアムでも、やるべきことは変わらないし、伝えるべきことも変わらない。会場が大きくなったり、狭くなったりしただけで表現の仕方を変えるんじゃなくて、どこでも100%出すのがホンモノのパフォーマーだし。僕が目指しているところなので、気にならなかった」と振り返った。DDTワールドへの順応性も示した武知の4戦目が待たれるところだ。