モビリティリゾートもてぎで開催されているMotoGP日本GP。プラマックのホルヘ・マルティンは初日の走行を振り返り「バイクにあまり自信がない」と語った。
雨混じりのセッションとなった午前のフリー走行1回目でマルティンは、タイトルを争うドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤに次ぐ2番手。ドライコンディションの中、午後に行なわれたプラクティスでは3番手と1周のタイムでは“最速の部類”となった。
マルティンもそれを認める一方で、マシンのフィーリングには納得がいっていないようだ。
「変な感じだ。最初の走行ではかなり満足できていたのに、バイクに問題があってベストな感覚とはいかなかった」とマルティンは言う。
「改善しなければならない部分があると思う」
「少なくとも上位につけているし、ダメージは大きくないとしても、バイクにはあまり自信がない。日曜日に向けてステップアップできるといいね」
「もちろん僕は最速の部類だけど、もっと良い感触を得たいというのは確かだ」
またマルティンは、初日の段階ではコーナーの進入時にフロントのグリップを失いかけていたという。そして24周で争われる日曜日の決勝レースでも同様のフィーリングが続くと、転倒という最悪の結果もあり得ると示唆した。
「(コーナーの)進入でフロントをかなり失いかけていた」とマルティンは続けた。
「こんな感じで24周も走るのは本当に厳しいから、この感覚をかなり改善する必要がある。そうすれば全てがより楽になるはずだ」