【Moto3】古里太陽、母国日本GP初日を終えて「普通の日」予選3列目以上がひとまずの目標に

 MotoGP第16戦日本GPが開幕し、初日の走行が行なわれた。Moto3クラスの古里太陽(Honda Team Asia)はこの母国戦にニュートラルな状態で挑めているという。

 ここ数戦、古里は予選と決勝で共に上位を走っていることが多く、ポールポジション獲得も経験。母国戦に向けて期待が高まっているライダーのひとりだ。

 初日の走行で古里はダンプコンディションのFPを20番手、ドライにより近づいたプラクティス1では17番手タイムだった。初日を終えた古里は、母国戦であってもニュートラルに臨めていると語っていて、悪い1日でもなかったと振り返った。

「自分としては、堅調に維持していると思っています。(結果を)意識しすぎていることもないですし、天気が天気ですから。プレッシャーも言うほど……という感じでした」

 古里はそう語った。

「(日本GPでも)普通の日ですね」

「そんなに悪くはないです。だめだったところもちゃんとよく分かっているので」

「リヤが浮いてしまっているんです。それでもう少し攻めたいときに、攻められないバイクだったんです。でも明日、明後日がもし晴れるなら、サスペンションを変えてあげれば、止められやすいバイクになるので、大丈夫だと思います」

「天気がどうなるか分からないので(戦略は)あまり考えていないですが、予選では3列目目くらいに入ることができれば大丈夫だと思います」