『ゴールデンカムイ』に登場する第七師団の本拠地! 旭川「北鎮記念館」の展示が圧巻

・撮影コーナーでは絶対にコスプレ

最後に立ち寄りたいのが、レプリカ軍服の用意された撮影コーナー。数種類あるので「上等兵をお願いします!」などとリクエストしよう。

観光地の記念撮影コーナーとひと味違うのが、撮影用小物として38式歩兵銃(レプリカ)があること! 現役の自衛隊員から立ち方、銃の持ち方、敬礼の仕方など、ばっちり指導してもらえる。

ええ、撮りましたとも。成人式を二巡した中年だけどな!!

ずっしりと重みを感じる小銃に、思わず「尾形……!」と声が出たとか出ないとか。背景写真は明治時代の将校たちの社交場「旭川偕行社」で、現在は「中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館」になっている。

※レプリカ銃器はスタッフ立ち会いの下で撮影。扱い方や構え方にはルールがあるため、現地で指示に従ってください。

自衛隊の広報施設という性質から、訪問前には「文書や写真が並ぶ “お勉強” 的な施設なのでは~?」と思っていた筆者。ところが、ひとつひとつ見ていたら一日では足りないような充実展示に加え、随所にあふれる「おもてなし」の精神。

前述の撮影コーナーのほか、作品関連グッズが並ぶショップ、ときおり笑いも聞こえてきた展示解説など、館内は誰もが歓迎される雰囲気に包まれていた。

日本の歴史を真剣に学びたい人はもちろん、アニメや漫画のファンにも広く門戸が開かれた北鎮記念館。道央を訪れたなら必見のスポットだ!

参考リンク:北鎮記念館旭川観光コンベンション協会

執筆:冨樫さや

Photo:RocketNews24.