【巨人】菅野智之、海外FA権行使でMLB挑戦へ。一方で「多くの関係者は1年契約とオプション以上にはならないと予想」と米記者が移籍への障壁を伝える

 米スポーツメディア『ESPN』電子版は現地10月4日に「スガノ・トモユキ、日本でのキャリアを終えMLBへ」と題した記事を更新。巨人の右腕投手・菅野智之が今オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャーリーグに挑戦すると報じた。
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 菅野は2012年にドラフト1位で巨人入団。17年、18年に沢村賞を受賞するなど、日本を代表する右腕投手となった。そんな菅野について、米メディア『ESPN』は、「あと1週間で35歳となる菅野は、今季24試合に先発登板し、防御率1.67をマーク。また沢村賞(サイ・ヤング賞に相当)を2度受賞し、セ・リーグMVPも2度受賞、防御率王は4度獲得した。そして、彼はついにMLBへの道を開いた」と紹介した。

 さらに同メディアは、「2020年のシーズン終了後、スガノはポスティングシステムでMLB球団との契約を目指したが、契約合意に至らなかった」と伝えた上で、菅野の投球内容を分析。「今シーズンはフォーシームで平均92マイル(約148キロ)を記録し、特にツーシームに頼っている。82マイル(約132キロ)のスライダーと87マイル(約140キロ)のカットボールを約20%の確率で使い、86マイル(約138キロ)のスプリッターと77マイル(約124キロ)のカーブを使い分けている。DeltaGraphs(野球のデータ分析を行う日本の企業)によれば、今季の菅野は6球種すべてでプラスの数値を記録している」と伝えた。
  しかし、厳しい意見もある。全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者は自身のXで「彼は今オフに国際フリーエージェントとなるが、良いオファーが得られないとしても日本を離れるというわけではない。多くの関係者は1年契約とオプション以上にはならないと予想している」と綴り、条件面では厳しい内容になるだろうという専門家の見解を伝えた。

 なお、菅野は今季24試合に先発登板し、15勝3敗、防御率1.67をマーク。NPB通算では276試合に登板し、136勝74敗、防御率は2.43となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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