【AEW】柴田が王者ペリーとの6人タッグ対決に快勝 10・12『レッスルドリーム』でのTNT王座挑戦が決定

 AEWランペイジが現地時間4日、ペンシルベニア州ピッツバーグで行われ、TNT王座挑戦を表明している柴田勝頼が王者ジャック・ペリーと6人タッグマッチで対決。王者狩りはならなかったものの、10・12タコマ大会『レッスルドリーム』での挑戦が決まった。

 柴田は2日前のダイナマイト5周年記念大会で10・12『レッスルドリーム』でのTNT王座挑戦を表明。王者・ペリーも受けて立つ構えを見せ、この日、柴田がプライベートパーティー(マルク・クエン&ザイ)、ペリーがヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)とそれぞれ組んでの6人タッグ対決が組まれた。

 先発で飛び出した柴田はいきなりペリーと対峙。馬乗りになってペリーの動きを止めると、腕ひしぎ逆十字固めで絞め上げる。取り逃しても珍しいスピアーでペリーをねじ伏せた。

 その後、場外戦でペリーによってバリケードに投げつけられた柴田だったが、再びペリーと向き合うと、ドロップキックを食らっても、フロントハイキックで応戦。エルボー連打を浴びせた。プライベートパーティーの援護射撃を受けてフロントハイキックを再び叩き込み、PKで蹴り飛ばした。

 勝機をつかんだ柴田だったが、マシューのカットに阻まれて3カウントは奪えず。それでも終盤、串刺しドロップキックをペリーに突き刺すと、最後はクエンがサムソンクラッチでマシューを丸め込んで3カウントを奪った。

 柴田がペリーとの6人タッグ対決に快勝。試合後、ペリーがリング下でベルトを掲げると、柴田は指さして挑発した。直接勝利はならなかったものの、10・12『レッスルドリーム』でのTNT王座挑戦が決まった。