筋肉YouTuberでセクシー女優、そしてプロレスラーとマルチに活動する、ちゃんよた。そんな彼女が9月末日にAV女優を引退した。昨年から考えていたというAV引退の理由とは? 4年間に及ぶAV女優としての活動を振り返った。(前後編の前編)
AV女優引退を決意した理由
――9月1日に自身のYouTubeで9月末をもってAV女優を引退することを発表しました。昨年11月の取材の際には休養期間中にいろいろ考え、「まだ言えないことがあります」と話していましたが、それが「AV引退」だったんですか。
ちゃんよた(以下同) そうです。昨年の休養期間中から考えていました。
――引退理由について教えてください。
やりきったなと。私がこれ以上AV女優をやっていたとしても、もっと上にいくことはないなと思って。自分が輝ける場所はここではなくて、プロレスやトレーニングだとはっきりわかったんです。
AVの撮影は丸一日かけて行なうので結構時間が取られるので、もう少しトレーニングに専念したいなという思いもありました。
――YouTubeでは、セクシー女優のランキングで200位以内に入れたことも理由に挙げていました。
そうなんですよ。YouTubeのコメントで「もっと上を目指せよ」という声もあったんですが、私は王道の巨乳でかわいくてという女優ではなくて、どちらかといえばフェチ系の女優なので。それで180位に入れたので達成感はあります。
あとは本当に名前が知られている女優さんでないと呼んでもらえないような有名なシリーズ、「バコバコバスツアー」や「凄テクを我慢できれば」にも呼んでもらえて。AV業界の内外である程度の実績が認められてきたのではないかなと思ったんです。
――引退することを周りには止められたりはしませんでしたか。
いや、しないです。プロレスやYouTubeとAV以外の活動もいろいろやっていましたし、事務所も「そうですよね」みたいな感じでした。引退した今も事務所には在籍しています。
――引退について、ファンの反応は?
やっぱり寂しいというか、残念だけどこれからも頑張ってねという人が多かったです。AV女優をやめると一気にSNSのフォロワーが減るイメージがあったんですよ。でも逆にフォロワーが増えました。女性が増えている感じがします。
最近、インスタやYouTubeに女性からのコメントがちょこちょこ来るようになっているんです。中には私がAVをやっていたことを知らない人も結構います。
今回、引退を発表したことで「えっ、AV女優だったの知らなかった。ただの筋肉の人だと思ってた」みたいなコメントも結構ありました。
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AV引退、家族の反応は…
――ご家族は引退することについてどんな反応でしたか?
家族には直接言ってないです。お兄ちゃんは私のSNSをチェックしているので知っているかもしれないです。お母さんもたぶん知っていると思います。ただ直接は別に言わなくていいかなという感じです。
――4年間やりましたが、ちゃんよたさんにとってAV業界とはどんなものでしたか。
名前を広げてくれたと思いますし、やってよかったなと思っています。あとは自分の限界を広げられたというか。普通に生きてたらやらないことをやれたことは人生のプラスだと思います。
何より度胸がつきました。やっぱり覚悟がないとできない仕事じゃないですか。そういう点でこれからもいろんなことに臆せずできると思っています。
――これはきつかったという思い出はありますか。
特殊なノド奥系というか、吐くまでやられるやつですね。あれは結構しんどかったですね。死ぬかと思いました(苦笑)。
――収入としても生活の柱だったと思うのですが、収入とかの面ではどうですか?
やめてから収入は全然減ってますね。全然減ってるんですけど、でもそんなに不安はなくて。逆に今のほうが自由というか、やりたい筋トレもできて、充実感はあります。
――引退すると「結婚か?」とか言われますよね。
めちゃくちゃ言われますね(苦笑)。YouTubeのコメントとかで書かれます。でも結婚はしていないですね。
――この4年間、恋愛面はどうだったんですか?
好きな人とかはいたんですけど、付き合うまでにはならなかったですね。一方通行みたいな感じでした。
――胸毛ニキ(YouTubeなどで共演しているプロレスラーの八須拳太郎)ですか?
違います(笑)。胸毛ニキのことは人として普通に好きですよ。人として尊敬するし、胸毛ニキが頑張っている姿を見て、私も頑張ろうとめちゃくちゃ思えるので。そういういい関係ですが、恋愛対象ではないです。
好きだったのは全然普通の人です。相手も私の気持ちに気付いてはいるけど、別に彼女はいらないみたいな感じのタイプの人だったので。普通に仲良よくはしてましたけど、今は連絡は取ってないですね。