松本人志 (C)週刊実話Web

ダウンタウンの松本人志(61)が動揺し始めている。

昨年末に週刊文春が複数の女性に対して同意を得ずに性的行為に及んだと報じ、発行元である文芸春秋社などを相手に5億5000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたが、ここにきて一気にトーンダウン。和解に向け、大きく動き出したという。

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「今年3月に第1回口頭弁論が東京地裁で開かれました。注目された松本は姿を現さなかった。続く8月に予定されていた第2回弁論準備手続きが急遽、松本サイドの都合で延期になったんです。通常、原告である松本の都合で裁判が流れた場合は、和解交渉に入ったと考えるのがセオリーなんです」(芸能プロ関係者)

この情報に即応したのが松本に近いことで知られるネットメディアだった。

和解=松本の年内復帰が、あたかも既定路線であるかのような記事をアップしたのだ。

「実は松本サイドは莫大な資金源を背景に、一部の週刊誌やネット媒体を囲い込んでいるんです。週刊文春でも報じられたが、元女性週刊誌の編集長が文春のネタ元である被害女性に接触し、訴訟を取り下げるよう工作していたことも報じられた」(同)

この元編集長は、知り合いの印刷会社に頼んでゲラまで作成し、圧を掛けていたとされる。

「その後、この元編集長が所属する出版社でも問題になり、査問まで受けたそうです。この元編集長は今後、裁判が継続された場合、名前が明らかにされるはずです」(同)

吉本興業も松本人志を見放した

そもそも、文芸春秋が和解に応じるのか?

事情通が断言する。

「完全なガセですね。元編集長が世論を操作しようとして、ニセ情報を流したのではないか。文芸春秋が和解に応じることなど120%あり得ません。和解=記事の信憑性を自ら否定することになるからです」

では、なぜこの段階で和解情報が飛び出したのか?

「松本サイドの焦りです。最初は天下の松本が一喝すれば、文春は謝罪してくるだろうと考えていた。しかし、実際に裁判が始まると、真逆の展開になっている。頼みとした顧問弁護士の指示された通りに動いたが、裏目に出ている。周囲もイエスマンばかりで、このままだと引退は確実。松本は、反社との付き合いで芸能界引退を余儀なくされた元大物芸人と同じ轍を踏みたくないと考えるようになったようです」(同)

さらに、所属の吉本興業も深く立ち入らないようにしているという。

「裁判も休業も吉本に何の相談もしないで、すべて松本1人が行ったことです。最後は、松本が自分で始末をつけない限り、テレビ界に戻る場所はありません」(キー局編成マン)

松本〜、アウト〜!?

「週刊実話」10月17日号より内容を一部変更