【凱旋門賞】レースは重馬場想定…日本勢、武豊騎手にとってもビッグチャンス

 現地10月6日、パリロンシャン競馬場で凱旋門賞(G1・芝2400m)が行われる。5日夕方時点での馬場状態は重(SOUPLE)。日曜日もこのまま大きく天候が崩れることはなさそうで、変わらず重のままレースが行われることが予想されている。

【画像】パリロンシャンの馬場状態…5日は重馬場

武豊の悲願なるか!?

 例年話題に上がる日本馬の馬場適性と空模様だが、今年は様相が一変。日本から出走するシンエンペラー(牡3・栗東・矢作芳人)は、凱旋門賞馬ソットサスの全弟。また、武豊騎手が騎乗するアルリファー(牡4・愛・A.オブライエン)は重馬場実績もあるアイルランドの馬。

 どちらの馬も雨も重馬場も問題はなく、今年は全く天候を気にすることはなさそうだ。メンバー的にも今年は特に混戦模様の凱旋門賞。日本勢、そして武豊騎手にとっても悲願のこのレース。ディープインパクト、オルフェーヴルなど最強馬が遠征した年に次いでのビッグチャンスかもしれない。