【WWE】タマ&ロアが壮絶トリプルスレットラダー戦制してWWEタッグ王座死守

 スマックダウンが現地時間5日、テネシー州ナッシュビルで行われ、ブラッドラインのタマ・トンガ&トンガ・ロアがDIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ)、ストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンス)とのトリプルスレットラダー戦を制し、WWEタッグ王座防衛を果たした。

 8月にタッグ王者となったタマ&ロア。翌日の『バッドブラッド』で同じブラッドラインのソロ・シコア&ジェイコブ・ファトゥがコーディ・ローデス&ローマン・レインズとの対戦を控える中、DIY、ストリート・プロフィッツをまとめて迎え撃つ防衛戦に臨んだ。

 試合形式はトリプルスレットラダー戦。反則最低なしで、リング上に吊るされた2本のベルトを手にしたチームが勝者となる。開始早々、DIYとストリート・プロフィッツが共闘し、タマ&ロアを攻撃。両チームが同時にラダーを登ったが、タマとロアがやってきてラダーから叩き落とす。ラダーでドーキンス、フォード、ガルガノを次々に殴打すると、タマがシーソーフリップでチャンパをラダーに激突させ、ロアはブレーンバスターでドーキンスをラダーに叩きつけた。

 タマ&ロアが二人がかりのラダー攻撃でチャンパを痛めつけていると、そこへドーキンスがトペコンヒーロで突っ込む。さらにガルガノのトペ、フォードのトペコンヒーロが連鎖した。リングに戻るとタマがラダーを登ったが、DIYが合体技シャッターマシーンで叩き落として阻止。ロアの首にラダーを引っかけ、トラースキックとランニングニーのサンドイッチ攻撃を決めた。

 すかさずチャンパがラダーを登ったものの、ドーキンスが妨害。そのまま肩車すると、ガルガノがコーナー最上段からラダー超えのダイビングローリングネックブリーカードロップをさく裂させた。タマとロアをイスでめった打ちにすると、二人がかりでロアをテーブルにセット。そこへフォードがコーナー最上段からのダイビングボディプレスを放ってテーブル葬に。共闘したDIYとストリート・プロフィッツが合体パワーボムでタマを実況席に叩きつけた。

 ここからDIYとストリート・プロフィッツのベルト争いに。両チームがラダーを登ってベルトを目指した。ドーキンスがバックドロップでチャンパをリング下のラダーに叩き落としたが、息を吹き返したロアがガルガノとフォードをラダー上から転落させた。そしてラダーを登ると2本のベルトを手にして勝利を決めた。

 タマ&ロアが激闘となったトリプルスレットラダー戦を制し、WWEタッグ王座防衛に成功。シコア&ファトゥに勝利のバトンを渡した形で、試合後、その二人から祝福を受けた。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。