鈴木竜生、10ポジションアップの7位も予選でのミスを悔やむ「レースペースは良いので、あとは予選をどうにかしないと」

 MotoGP日本GPのMoto2クラス決勝で、鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)は17番グリッドから見事なリカバリーを見せ、7位でフィニッシュした。

 鈴木のレースペースは先頭集団と遜色なかったが、それだけに本人は予選Q2でトラックリミット違反によりタイム抹消を受けたことを悔やんだ。

「レースはペースが良かった分だけ、悔しいレースでした」

 レースを終えた鈴木は、そうレースを振り返った。

「予選のミスがあったせいで17番手からのスタートになって、1周目をトップから4秒差で終えて、結局レースは2秒差で終わったので、ペース自体はトップと比べても全然良かったです」

「予選ではちょっとグリーン(縁石の外側)に乗ってしまったっていう自分のミスもありますし、それがなければ3列目からスタート出来て、もっと違うレースになったのかなと思います」

 鈴木はレースのスタートでジャンプアップしたわけではなく、むしろスタート直後の混乱で数ポジションダウン。しかしそこから純粋なレースペースの良さでポジションを上げていった。

 オープニングラップを16番手で終えると、レース中盤に11番手。終盤は先頭集団に加わるところまで追い上げていた。

 鈴木は今後のレースに向けて、予選をうまくまとめることが課題だと語った。

「ようやくバイクに対しての理解が深まってきて、レースペースに関しても全然悪くないので、本当にあとは土曜日の予選をどうにかしないとなと思います」

「(今後のレースは)予選をうまくまとめることを頑張ります」