・遊んでみた
対戦相手に選んだのは、恋人募集中の古沢記者。大学時代に心理学を専攻していた彼は、もしかすると編集部イチの強敵かもしれない……が、恋人探しに夢中な彼を完膚なきまでに叩き潰したい。勝負は時として非情なものなのだ。恋愛もまたしかり。
ジャンケンで駒を置く順番を決める。私(砂子間)がパーで、古沢がチョキ。古沢(青色)が先行でゲーム開始。もしかしたらルールを間違えるかもしれないが、あたたかく見守っていただけたら幸いだ。舞台はおなじみ「3×3」のマス目である。
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・試合開始
先行の古沢は、ど真ん中に「小」の駒を置いた。一般的な「まるばつゲーム(三目並べ)」なら、真ん中に駒を置いた時点で引き分け以上がほぼ確定する。そんな大事な場所に「小」を置いて様子を伺う古沢。
後攻の私(オレンジ)は「小」を右下に置いた。勝負どころで真ん中に「大」を置きたい。
続いて古沢の番。なんと私が置いたばかりの右下に「中」を被せて一気に勝負を仕掛けてきた。いきなりリーチ。こ、こいつ……!
こうなったら私も……ということで、真ん中に「大」を被せた。
そして古沢は中下に「中」。
私は左下に「大」。
古沢は右上に「大」。
私は「大」を移動して右下へ。だんだんと試合が動いてきた。
悩んだ古沢は左上に「大」を置き……
私は中上に「大」を置いた。古沢は「大」をまだ1つ残している。
古沢は左下に「小」を置いた。リーチだ!
しかし、私も左下に「中」をかぶせる。古沢の攻撃が続く。
さらにその上から、古沢が「大」をかぶせた。再びリーチ。
私は左中に「中」を置いてビンゴを防ぎ……
古沢が右中に「中」を置いてマス目が埋まった。
そして勝負が決まる。
中上の「大」を右中に移動して……
私の勝利!