70台を出すためには、何が必要になるかご存知でしょうか?
ボギー以上の大叩きをしがちなシチュエーションで、ボギーをなくしてバーディを増やす秘訣を人気のレッスンプロが伝授します!
「奥ピン・手前ピン」攻め方大全
3パットしないことがパーセーブのカギ
奥からのパットは下り傾斜になることも多く、ラインとしての難易度が高まる。
スタート前の練習グリーンでは、簡単なラインだけではなく、難しいラインを積極的に選んで
練習することで慣れておきたい
「グリーンは手前から攻める」のがセオリーとされていますが、私は手前が必ずしも安全だとは考えていません。
花道から近い位置にピンがある場合、グリーン手前からのアプローチを寄せるためには、ボールを高く上げるかスピンを増やして止めるかしかありません。このタイプのアプローチが難しいことは、みなさんご存じのとおり。それに対して、奥からであればグリーン面を長く使った転がしのアプローチができ、難易度はあまり高くありません。
また、奥にピンが切られたときもこの考え方は必要です。ピンより手前に乗せて上りのパッティングをするのが基本的な戦略ですが、2段グリーンなどの場合は注意が必要。下の段からのパッティングはとても難しく、3パットのリスクが高い。
グリーンを4分割して考えるべし
ピンに対して安全なエリアを見つけるには、
グリーンを4分割に“エリア分け”して観察する方法が有効。
ピンに向かってグリーン面の幅が長く使えること、傾斜がキツくないことが簡単なエリアの条件だ
そこでグリーン奥にも目を向けてみましょう。砲台などではなく、グリーン面に対してもアプローチしやすい、ピンに対してグリーン面が長く使え、傾斜もゆるやかなエリアがあれば、そこは「外してもOK」なエリアになるのです。
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【手前ピン】大きい番手でフェード
ピンの奥側からのほうが寄せやすい。グリーン面の幅が広いので、奥に外しても転がしのアプローチができる。
使えるグリーン面の幅が狭い
手前に外してしまうと……
セカンドは少し大きめの番手でフェードが理想。
ナイスショットで奥側に乗る、ミスをして少し飛距離が落ちてもグリーンオン、もしくはピンに絡む可能性も高まる。