『バッド・ブラッド』が現地時間5日、ジョージア州アトランタで行われ、11・2サウジアラビア大会『クラウンジュエル』で統一WWE王者vs世界ヘビー級王者のシングル王者対決がノンタイトル戦ながら実現することが決定。勝者がクラウン・ジュエル王座を戴冠することになった。

　この日、CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHがリングに登場。「4週間後、新しい歴史が作られる」と宣言すると、「クラウンジュエルでWWEの新時代が始まる。統一WWE王者と世界ヘビー級王者が対決する。それは女子も同様だ。タイトルはかけられないが、勝者はクラウンジュエル王座を戴冠する。ベスト・オブ・ベストが決まることになる」と発表。50カラットのダイアモンドを使用したベルトを披露した。

　そこへやってきたのが世界ヘビー級王者・グンター。2日後のロウでサミ・ゼインとの防衛戦を控える中、「バッド・ブラッドは俺がいないと始まらないだろう。トリプルH、美しいベルトだ。4週間後、俺がクラウンジュエル王座を戴冠することになる。その前にロウでサミ・ゼインを破って防衛する。俺は未来のレジェンドだ」と予告した。

　グンターはリングサイドで観戦するゴールドバーグを「一発屋」呼ばわり。激怒したゴールドバーグが立ち上がると、グンターも挑発を続け、一触即発となったが、大勢のセキュリティがゴールドバーグを制止した。するとゼインがグンターを襲撃。パンチ連打を浴びせるとプランチャを発射した。グンターがフロントハイキックでやり返してから花道を下がったが、ゼインがなおも突進。2日後のタイトルマッチが待ちきれない様子だった。

　バッド・ブラッドの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。