MLBナ・リーグ地区シリーズ、ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスの第2戦が現地10月6日、ドジャー・スタジアムで開催され、パドレスが10-2で勝利を収めた。同地区のライバル同士の対決だったこともあり、ヒートアップした一部の観客によってフィールドにものが投げ込まれるなど、行き過ぎた行動も見られた。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 初回にパドレスの左翼手ジュリクソン・プロファーがムーキー・ベッツの打球をホームランキャッチし、ファンと軽く口論に。右翼手のフェルナンド・タティースJr.も外野席の観客を煽る仕草をする一幕があった。ドジャース劣勢の試合展開もあり、ドジャースファンからは事あることにブーイングが飛ばされていた。
そして7回、パドレスの選手が守備についた際に、スタンドからボールやビール缶が投げ込まれ試合が一時中断。プロファーとマイク・シルト監督が審判に抗議し、場内アナウンスでフィールド内に物を投げ込まないように、と警告が出されるなど異様な雰囲気に包まれた。
また、米メディア『Jomboy Media』はXで、パドレスのブルペンに物が投げ込まれる様子を公開した。フィールド方向を向いていた選手らの背後、すぐ足元に青い物体が落下。これに激昂したジェレマイア・エストラーダが観客のもとに詰め寄ると、隣にいた松井裕樹が制し二次的なトラブルを防いだ。
この松井の行動には「めっちゃ良いやつだな」「初めての舞台でも冷静な対応かっこいい」と称賛の声が上がった一方で、「本当に危ない」「断トツでリーグ最悪のファン」「1人じゃなかったのか…」と“愚行”に走った観客への批判や落胆の声も見られた。
構成●THE DIGEST編集部
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