『夏目友人帳 漆』の初回が放送されました。初回からゆったりした落ち着く世界観で多くの視聴者の心を癒やす回となったようです。では、どのような内容だったのでしょうか?



TVアニメ『夏目友人帳 漆』キービジュアル (C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会

【画像】ミニ先生がかわいすぎ! こちらは夏目とニャンコ先生が超至近距離で見つめるミニ先生です

原作者から「最高でした」とのコメントも

 2024年10月7日深夜24時より『夏目友人帳 漆(しち)』第1話が放送されました。今回はシリーズの第7期にあたり、前回の6期から7年ぶりの新作です。アニメ制作発表時から、ファンから歓喜の声があがっており、マグミクス編集部で「放送が楽しみな2024年秋アニメは?」と題して行ったアンケートでは、1位に輝きました。

※この記事には『夏目友人帳 漆』第1話の内容を含みます。

『夏目友人帳』は、妖怪が見える少年「夏目貴志(CV:神谷浩史)」が、自身の祖母が遺した「友人帳」を継ぎ、自称用心棒の妖(あやかし)「ニャンコ先生(CV:井上和彦)」とともに、妖たちに名を返す日々を送る物語です。

 初回「破片は愁う」では、名を返した妖怪からお礼に、焼き物にすれば桜の香りが付き、花挿しであれば30日は枯れぬ水になるという、不思議な灰をもらいます。せっかくなので、粘土にして一輪挿しでも作ろう、という話になりますが……。

 放送開始直後からX(旧:Twitter)などでトレンド入りを果たし、本編放送前のオープニング映像から「もう泣きそう……」との意見もあがっていたほどの盛り上がりでした。

 放送中はニャンコ先生の「がびょーん」に笑い、中級妖怪たちの出演に喜び、そして結末にじわっと涙を誘いました。X上では「心が浄化される」「安定の面白さとニャンコ先生のかわいさ」「一寸法師のようなラストにちょっと泣けた」との声があがっています。

 特に第1話では、多くの視聴者がニャンコ先生にそっくりな「ミニ先生」のとりこになりました。作中では一切しゃべらないものの、コロンとしたフォルムとかわいらしい動きで、一部のファンからは「ぜひグッズ化を」との声も聞かれます。

 原作者である緑川先生も、アニメ放送後に「すごくすごく愛おしくて、ずっとドキドキしっぱなしで、最高でした」(一部抜粋)とX上で述べていました。

 10月7日より放送が始まった『夏目友人帳 漆』は毎週月曜日深夜24時よりテレビ東京系にて放送中です。「Netflix」での最速配信後、「dアニメストア」「U-NEXT」でも配信が予定されています。

 第2話「いつかの庭」では、夏目たちが庭の一角を借りて花壇づくりを始めます。次回はどんな妖怪が登場するのか、とても楽しみですね。