すごい動きはパートナーのおかげ!?
トークテーマは、著書のなかでもしっかりと綴られている“恋愛”へ。珠代が「仕事に恋愛は120%必要」と断言すると、客席からどよめきが起こりました。珠代にとって、現在のパートナーである“ひろし”さんの存在が大きいと語ります。
「NGK(なんばグランド花月)の2階席の後ろのほうにひろしに似たシルエットの人を探して、『あ、ひろしが来た♡』って。(ひろしが)見ていると思えば思うほど白目がむけたり、すごい動きができたりするんです」
出典: FANY マガジン
一方、鬼奴は「(恋愛とお笑いの)両立は難しい」と言いながら、グランジ・大との結婚に至るまでの経緯をこう振り返りました。
「芸人になって、ガクッとモテなくなりました。忙しくなって、気づいたら何もないまま10年くらいが経ったときに、婚活を一生懸命始めて(結婚が)できたという感じですね。芸人になってから(の恋愛)は難しかったです。忙しかった30代のころは、(仕事と恋愛の)両方はできなかったですが、(恋愛は)あったほうがいいとは思います。結婚してからいまも、気持ちが安定したなと感じています」
最後に、会場に集まったファンに向けて、珠代が改めて感謝を伝えました。
「今日はありがとうございました。(お客さんの)目を見ると、すごいです、愛のオーラが。渋谷のど真ん中に来て、島田珠代のために皆さんに足を運んでもらえるのか心配していたんですけど、私、もう大丈夫です。東京に来たら、この50人の方々が絶対に私の味方なんだって思ったら、それだけで強く生きていけるし、何があっても恐くないです。今日のことは絶対に忘れません。本当にありがとうございました!」
出典: FANY マガジン
その後のサイン会でも、珠代は心のこもった「ありがとう」を何度も伝え、愛と感謝があふれるなか、イベントは終了しました。
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お気に入りは“書道”のページ
同日に行われた取材会で珠代は、カメラ1台1台に異なるギャグを見せるなど、サービス精神たっぷりで臨みました。
――待望の初エッセイが発売されましたが、現在の率直な感想は?
自分が出演した新喜劇のVTRとか、出来上がったものが見られないタイプで、今回もまだパラッとしか確認できていないのですが、いまは夢のようです。渋谷のど真ん中で、本の発売を皆さんに取材してもらうことも考えていなかったので、感無量で……。
出典: FANY マガジン
――書道の腕前を披露しているページをお気に入りに選んでいますが、その理由は?
母が書道の師範で、父が脱サラで酒屋を始めてからはそちらを手伝うようになったのですが、本当は書道の先生がしたかったと思います。私も書道を突き詰めて、先生というか、町の子を教えられたらいいなと思っていたんですけど……。
新喜劇では突拍子もない動きで場を荒らして帰ることが多いのですが、それには集中力が必要で、お客さんの反応をいちいち見ているとなかなかできないんですね。自分だけの世界で空気を変えようと、舞台に挑むための集中力は、書道で培われたと思っています。だから、“道”がつく習い事は、ぜひ子どもたちにさせたほうがいいです! なので、書道のページをお気に入りに選びました。