クレカやキャッシュレス決済に対応! 関西おすすめスーパー銭湯3選

 娯楽施設としての要素が高いスーパー銭湯。銭湯に比べると、料金が少し上がる。ただ、クレジットカードやキャッシュレス決済に対応した施設であればお金を持ち歩くことなく思う存分楽しめる。そこで、最新決済技術に対応したスーパー銭湯を三つ紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

●温泉・銭湯・スーパー銭湯の違い



 温泉、銭湯、スーパー銭湯の違いを知っておくと、自分に合った入浴施設を選びやすくなる。それぞれの特徴を簡単に説明しよう。

温泉

 日本には「温泉法」という法律がある。温泉法は、環境省が管轄しており、そこで温泉は「地中から湧き出す温水、鉱水および水蒸気その他のガス」と定義されている。あわせて、水温が25度以上であること、または25℃度以下でも、国が定めた19の成分の中から一つ以上が規定量以上含まれていることとなっている。そのため、冷たかったとしても特定の成分が一定以上あれば温泉と名乗れる。

銭湯

 銭湯は公衆浴場法で定義されていて、厚生労働省によって管理されている。公衆浴場は公衆浴場法で、二つに分けられるのが特徴だ。

 一つめが「一般公衆浴場」で、一般的な銭湯はここに含まれる。日常生活の中で保健衛生上必要なもので、地域ごとに利用料金が決められているものだ。

 もう一つが「その他の公衆浴場」。その中には、保養や休養を目的とした健康ランドやゴルフ場、ヘルスセンター、スポーツジムに併設された浴場などが含まれる。

 なお、銭湯は一定以上増えすぎることを避けるように定められている。

スーパー銭湯

 スーパー銭湯とは、お風呂以外にも食事処やゲームコーナー、垢すりなどが併設されている、規模の大きな入浴施設を指す。前述した区分でいうと、スーパー銭湯は「その他の公衆浴場」に分類される。

 なお、「スパ」の語源はベルギーのSpaという鉱泉場の名前。本来は、温泉や鉱泉のある地域全体のことを指すものだ。

 しかし、日本ではアロマテラピーやエステなどのサービスを提供する施設を指す言葉として認知されている。

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●最新技術を採り入れている、おすすめスーパー銭湯3選



 ここでは、キャッシュレス決済など最新技術を採り入れたスーパー銭湯を三つ紹介する。

湯源郷 太平のゆ なんば店(大阪府)

 「湯源郷 太平のゆ なんば店」は、大阪の中心地に位置し、アクセスも非常に便利なスーパー銭湯だ。館内は広々としており、ゆったりとくつろげる空間が広がっている。

 注目すべきは、最新の技術を駆使した多彩な浴場施設だ。炭酸泉やジェットバス、シルク風呂など、さまざまな設備が整っており、訪れるたびに新たな発見がある。また、クレジットカードや電子マネーでの支払いにも対応しているため、手軽に利用できるのも魅力の一つだ。

SPAWORLD HOTEL & RESORT(大阪府)

 「SPAWORLD HOTEL & RESORT」は、大阪の観光名所である通天閣の近くに位置する大型スーパー銭湯だ。この施設は、世界の温泉をテーマにした多彩なお風呂が特徴で、日本にいながらにして世界各国の温泉を楽しめる。

 また、最新技術を採用しており、事前にチケットを購入した人は、アプリ内で決済が可能。この便利なキャッシュレス決済により、現金を持ち歩く必要がなく、施設を利用できるようになっている。

竹取温泉 灯りの湯(京都府)

 「竹取温泉 灯りの湯」は、日常の喧騒から離れてリラックスできるスーパー銭湯だ。施設内には広々とした露天風呂やサウナがあり、心地よい時間を過ごせる。

 さらに、クレジットカードや電子マネーでの決済が可能。あわせて、電子チケットも販売されているため、事前に購入してスムーズに入館できるなど、便利さも抜群だ。